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アイビーが増えすぎて困る!観葉植物「アイビー」の切り戻し方

アイビーの増えすぎ・伸びすぎでお困りではないですか?観葉植物の中でも育てやすく、家の中・外を問わない丈夫さやさわやかな色合いが特徴のアイビー。ただ、そのまま伸ばし続けてしまうと様々な問題が……。今回はアイビーの切り戻し方をご紹介します。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

アイビーが増えすぎて困る!伸ばしすぎはよくない?

アイビーの伸びすぎには気をつけよう

アイビーの伸びすぎには気をつけよう

さわやかな色合いと、インドア・アウトドアを問わない丈夫さで人気のアイビー。今や、鉢植え植物の定番といっても良いほど、多くの家庭で楽しまれているのではないでしょうか?

一般的にアイビーは、5月頃~10月頃までが生育の旺盛な期間。みなさんのお宅でも、かなり、元気良く育っていることでしょう。でも、このままの伸ばし続けると、様々な問題が出てくるのです。

<目次>  

アイビーを伸ばしすぎると……

伸ばしすぎて、先端が枯れはじめたりしているアイビー。

伸ばしすぎて、葉が極度に小さくなったり、先端が枯れはじめたりしているアイビー。

ある時期までは勢い良く伸びていたのに、気づいてみたら、こんな風
になっていた経験はありませんか?

つるの先端が枯れてしまったり、中ほどについている葉が、通常の葉より、すごく小さくなってしまったりしている様子が、わかると思います。

これは、つるが長くなりすぎてしまったために、先端まで水分や養分が行き届かなくなってしまったことが原因です。こうなってしまったら、まず「切り戻す」こと。
 
切り戻す
元気な部分以外はバッサリと切る。
写真のように、元気な部分を残して、ダメな部分はバッサリと切ってしまいましょう。植物を大胆に切るということは、意外に勇気が要ることですが、アイビーは丈夫な植物。ガイドの経験では、切り戻したことが原因で枯れたということは一度もないので大丈夫。勇気を出して、今すぐ切り戻してみてください。数週間すると、切った部分から新芽が出てくるはずです。まだ、こんな風にはなっていないから大丈夫という方も、油断は禁物です。
 

アイビーが元気なうちにカットしましょう

でも、アイビーは、先の写真のようになる前に、元気なうちにカットしてあげるのが一番。それは、
 ・適度な長さに保つことで、水分・養分を植物の隅々まで行き渡らせることができる。
 ・定期的に新しい芽を出させて常に新鮮な状態を保つことができる。
 ・元気なうちにカットした枝は、一輪挿しや挿し木などにして、2度楽しむことができる。
などの理由があるからです。
つるが長すぎてバランスが悪くなってしまったアイビー

つるが長すぎてバランスが悪くなってしまったアイビー

このように伸びてしまったアイビー。鉢の大きさに対して、つるが長すぎてバランスが悪くなってしまっています。
アイビーの茎の分かれ目の部分でカット

アイビーの茎の分かれ目の部分でカット

このように、茎の分かれ目の部分でカット。この分かれ目から、新しい芽が出てきます。
アイビーのバランスを考えながらのカット

アイビーのバランスを考えながらのカット

バランスを考えながら、すべての茎をカットします。
 

カットしたアイビーの枝は一輪挿しで!観葉植物を楽しもう

カットしたアイビーの枝はかわいい空き瓶などに挿して、テーブルに。

カットしたアイビーの枝はかわいい空き瓶などに挿して、テーブルに。

カットした元気な枝は、すぐに捨てずに、一輪挿しなどで楽しみましょう。水にしばらくつけておくと、根が出てきて、それを鉢に植えて育てると、1年後くらいには、また、アイビーの鉢植えとして楽しめるくらい生長しますよ。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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