ただ、「おみやげをお持ちすれば良いんじゃないの?」とお思いの方、次のページからの訪問のマナーを心に留めて下さい!
あなたのさり気なく上品な振る舞いは、ご招待下さった方に素敵な印象を残すことでしょう。
訪問時の時間と手土産、靴の脱ぎ方
■おみやげの中身訪問先の家族構成やお好みを考えて、賢く選びたいもの。
お子様がいらっしゃるのでしたら、大人も子供も一緒に楽しめる物や、また、大人は大人、子供さんには別に子供向けのおみやげをご用意しても!
■「お持たせ」…… って?
「お持たせ」とは、頂いた側の方が「おみやげ」を丁寧に言う言葉です。ですから、「お持たせをどうぞ」などとは決して使わぬように。
おみやげをご一緒に召し上がる場合、その場にはいらっしゃらないご主人様の分もご用意して行くのは、うれしい心配りですね。
「こちらは、ご主人様がお帰りになったら、ご夫婦で召し上がって」
など、気が利いています。
■買わない方が良い場所とは?
事前に伝えていないのでしたら、訪問先のご近所での購入は準備感ゼロなので避けましょう。
■靴を脱ぐのでしたら……
ストッキングのつま先や、ペディキュアにも気を配っておきましょう。
■約束の時間
個人宅へは、約束の時間より数分~10分程遅れて到着しましょう。お客様をお迎えする準備が整っていない内に訪れるのは、マナー違反。早めに着いてしまっても、時間をつぶす位の心づもりで!
訪問時の玄関先でのマナー
靴を脱ぎ、スリッパを履き、そして靴を揃える…… この一連の動作を流れるように行なうのがポイントです |
お招き頂いたお礼は、必ず伝えたいもの。
■靴の脱ぎ方 NG&GOOD
家の方に背中を向けて脱いだりしていませんか? レディとしては、これは絶対NG!
正面を向いて靴を脱いで上がり、次に斜めの向きで膝を突き、靴をクルッと回し隅に置きましょう。
■おみやげは?
すぐに冷蔵庫に入れて頂く物以外は、玄関でお渡ししません。
訪問時の家の中でのマナー
■改めて ご挨拶お部屋に通されたら、ここでも改めてご挨拶します。その際には
「静かで良い所ですね」
「素敵なお部屋ですね」
など、場所や相手のセンスを褒める言葉も、お伝えすると良いでしょう。
■こちらでおみやげ、です
ご挨拶の後、おみやげをお渡しします。選んだ理由をさり気なくお伝えして!
■ 和室の場合
上座を勧められるまで、下座で座ってお待ちします。その際、座布団から外れて座ります。
お部屋でのご挨拶と、おみやげをお渡しする際も、座布団には座らずに!
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