女性の不調にハーブボールトリートメント(3ページ目)

ハーブボールトリートメントを取り入れた理由

伊藤先生が「ハーブボールトリートメント」を学んだ「ドイサムサブ　トレーニングセンター」。日本人のガイドもおり、学ぶ環境として最高の場所にあるそうです。

タイ古式マッサージのサロンでは一般的になった「ハーブボールトリートメント」を医療の現場に取り入れた伊藤まゆ先生にその経緯を伺いました。

「体の内と外からの抗老化医療」をコンセプトにした診療を行っている、Ｍ'ｓクリニック南麻布　院長伊藤まゆ先生(撮影：坂本禎久)

疲れた時にタイ古式マッサージをよく受けるのですが、マッサージの中にハーブボールトリートメントをプラスすると、ハーブの芳香と温熱効果で体がとても楽になりました。そこでいろいろ調べたところ、タイハーブは伝統医療に用いられ、同時にタイの人々の日常に普通に、でもとても深く浸透していることがわかりました。また、女性のホルモンバランスや自律神経にもよいと言う事も知り、ハーブボールトリートメントをメニューの一つとして取り入れたいと思いが強くなりました。

元々タイが好きな私は、現地に行ってタイの先生から技術だけでなくそのスピリットも共に教えてもらいたいと思い、タイに足を運びハーバルコンプレスマッサージのディプロマを取得してきました。これからもお薬や西洋医学だけに拘らず、広い視野で、伝統療法や自然療法を取り入れた治療をしていきたいと思っています。

次のページでは、ガイドが体験したハーブボールトリートメントをご紹介します。