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映画「クリスマス・キャロル」で旅の予習

名作『クリスマス・キャロル』をディズニーが映画化! 昔ながらの"正しいクリスマスの過ごし方"を見て、クリスマス・シーズンの旅行をさらに楽しいものにしましょう!

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』と言えば、英語圏では知らぬ者のいない、クリスマス物語の古典。強欲な嫌われ者の商人スクルージが、クリスマスの前夜に、世にも不思議な体験をします。この物語を、ハリウッドで映画化! 『Disney's クリスマス・キャロル』として公開されています。クリスマス・シーズンに海外旅行を予定している人は、この映画から"クリスマスの正しい過ごし方"を学んでいきましょう!

クリスマスの正しいあいさつは?

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名作『クリスマス・キャロル』をディズニーが映画化
映画はまず、クリスマスを翌日にひかえたロンドンの朝の風景から始まります。人々のあいさつは、もちろんこれ。

Merry Christmas!
(メリー・クリスマス!)

返事は同じようにMerry Christmas!でもいいのですが、「あなたにとってもいいクリスマスでありますように」という気持ちを表すために、こんな言い方をすることもあります。

Merry Christmas to you, too!!
(メリークリスマストゥユートゥ/あなたにもメリー・クリスマス!)

スクルージの甥フレッドの家でのクリスマス・ディナーでは、食事の前にMerry Christmas and a happy new year!(メリー・クリスマス、新年おめでとう!)と言っていました。西洋では一般に、クリスマスから新年にかけての期間がChristmas Holidayという休暇シーズンにあたり、このお休みに入るまでのめでたいあいさつが、Merry Christmas and a happy new year!になるわけです。

ほかにも、スクルージが使っていたHappy holiday!や、少年がそれに答えて言ったGod bless you!などを覚えておくといいですね。Happy holiday!は、「よい休日を!」といった意味合いで、クリスマスに限らずおめでたい休日に言うことがあります。God bless you!は文字通りには「あなたに神の祝福がありますように」ということですが、あいさつとしては「あなたによいことがありますように」といった意味で、普段から何かお祝いごとがあるときに使うことができます。

なお、映画の決めゼリフにGod bless us all, everyone!というのがありますが、これは「私たちみんなにいいことがありますように!」という意味。パーティーなどで盛り上がったときに使うとピッタリですね!

それでは次のページで、映画にも出てきたクリスマスの風物詩や必需品を見ていきましょう。

>>クリスマスの街で売っているものは?<<
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