秋分の日はどう祝う?

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秋分の日のストーンヘンジは大混雑
シルバーウィークの時期海外に行くと、そこでは何が起こっているのでしょうか? シルバーウィーク中の祝祭日の一つが「秋分の日」。英語にはEquinox Day [イークワナクス・デイ](昼夜が同じ長さの日)という言葉があり、「秋分の日」はAutumnal Equinox Day、「春分の日」はVernal Equinox Dayと言います。日本ではpublic holiday(公休日)ですが、外国では休みではなく、特にお祝いをすることもありません。

ところが、日本人と同じように、秋分の日・春分の日にお祝いをすることを大事にしていた人がいます。それは、古代の人々です。メキシコのChichen Itza(チチェン・イツァ)というマヤ時代の遺跡では、秋分の日と春分の日の日の出時・日没時に、光の加減でserpent(ヘビ)の神がピラミッドの階段をslither down(はって降りてくる)ように見えます。これをEquinox solar phenomenon(春分の日・秋分の日現象)と呼び、この日はKukulcan(ククルカン)と呼ばれるserpentの神を一目見ようと、世界中から観光客が集まってくるのです。

秋分の日・春分の日に大変な盛り上がりを見せる場所は、ほかにもあります。イギリスの巨石文明の跡として有名な、Stonehenge(ストーンヘンジ)です。これらの日は遺跡の石と石の間の特定の方向から日が昇るとあって、夜明け前から大勢の観光客がかけつけます。普段、石の近くに入ることは禁じられているのですが、これらの日に限って、Managed Open Access(管理下の自由な入場)といって、早朝から自由に中まで入ることができるようになります。9月23日にイギリスにいる予定の方、ぜひAutumnal Equinoxの夜明けを目撃しに行っては?!

秋分の日や春分の日は、特に決まったあいさつがあるわけではないのですが、こういったイベントで言葉を交わした人には、こんな風に言ってもいいかもしれないですね。

Enjoy your special holiday!
(エンジョイユアスペシャルデイ/特別な休日を楽しんでください!)

I hope you'll have the most memorable day.
(アイホウプユールハヴザモウストメモラブルデイ/思い出に残るいい日を過ごせるといいですね)

なお、シルバーウィークの期間は、日本発着の飛行機が混むのはもちろん、祝祭日がある国でも、交通機関が混雑したり、イベントがある場所に入りづらかったりといったことがあります(例えばストーンヘンジでは、駐車場が使えなくなります)。事前にしっかり情報を得て、このときにしかできない体験をしてきましょう!

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