「シルバーウィーク」と呼ばれる連休が誕生しました。日並びによっては長期の休みになりますから、海外へ行く予定を立てる人も多いことと思います。気候のよい旅行シーズンに当たるこの時期、世界では何が起こっているのか、それを表す英語表現とともにご紹介します。

同じときに祝祭日がある国は?

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イスラムの国ではラマダン明けの休日
まず、Golden Week(ゴールデンウィーク)という言い方が外国に行っても通用しないように、Silver Weekと言っても、外国人にはなんのことだかさっぱりわからないはず。日本独特の連休のシステムのことは、たとえばこんな風に説明します。

A holiday season when several public holidays get together(いくつかの祝日が集まった休暇)

public holidayは「公休日」または「祝祭日」で、イギリスではbank holidayという言い方も使います(銀行が皆休みになるからだそうですが)。

シルバーウィーク中の祝祭日につき、「秋分の日」は英語でもAutumnal Equinox Dayという言い方がありますが、「敬老の日」はちょっと説明してあげないといけないかもしれません。例えば、Respect-for-Senior-Citizens Day(年配の市民を敬う日)という言い方が使われたりします。

日本人からたくさんの海外旅行客が飛び立っていくこの時期、各地のイスラム教国では、「ラマダン明けの祝日」があります。Ramadan(ラマダン)については最近多少知られるようになってきましたが、昼の間は飲食を断つ、イスラム教の暦上の月を指します。そのRamadanが終わると、苦しい時期を耐えたのをお祝いして、3日ほどのお休みがあるのです。

このお休みを、インドネシアではLebaran(レバラン)、トルコではBayram(バイラム)、そしてエジプトなどアラブの国々ではEid(イード)と呼びます。お休みの期間は国や地域によって少しずつ異なり、Lebaranは9月23日~25日、Bayranは9月20日~22日、そしてEidはおおむね9月21日~23日と、ずばりシルバーウィークに重なるのです!

Ramadanは陰暦の暦に沿っているので、太陽暦の中では、毎年少しずつ時期が違います。だから、来年以降は、あいにくシルバーウィークからずれてしまうことになるのです。今年のシルバーウィークは、イスラムの国のRamadanを体験できる、貴重なチャンスだと言えますね。この時期に地元の人とあいさつをすることがあったら、例えばこんな風に言ってみましょう。

Have a great Lebaran/Bayram/Eid!
(ハヴァグレイレバラン/バイラム/イード/よい休日を!)

I hope you'll have wonderful holidays!
(アイホウプユールハヴワンダフルハリデイズ/素晴らしい休日になるといいですね!)

日本で言えばお正月のような、1年で最大のお祝いなので、街ゆく人もどこか浮かれ気分。こんなふうに言われたら、きっとYou too!(あなたもね!)と言って喜んでくれるはずです。

それでは次のページで、シルバーウィークのそのほかの国を見ていってみましょう。

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