freeの意味は「自由」じゃない?
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公共の場ではもうどこへ行っても禁煙です |
Dubai Airport is a smoke-free airport.
smoke-freeだからといって、「自由にタバコを吸っていい?」だと思ってはいけません。このfreeは「自由な」という意味ではなく、smoke(タバコの煙)からfree(開放されている)、つまり空港内はすべて禁煙ということなのです!
吸ってはいけないところでタバコを吸うとどうなるかというと、トルコの空港で見つけたのがコレ。
Smoking will be fined by 62 YTL.
このfineはもちろん「よい」という意味ではなく、「罰金を科す」という動詞です。つまり、「喫煙には62 YTLの罰金が科せられます」ということなのです。YTLはトルコの通貨で、62 YTLは日本円にして5000円くらい。日本の路上喫煙の罰金が1000~2000円であることを考えると、結構厳しいと言えそうですね。
こんなふうに、掲示に使われる英語には、普段会話で触れているのとは異なる言い回しが結構あります。そこで次に、公共の場でとてもよく使われる「禁止」の表現について見て行きましょう。