今から始める3つの対策
「信号」はsignalではなくtraffic light |
観光する都市や名所の名前、ホテルの名前などを、カタカナで覚えていても、何の意味もありません。ガイドブックや日程表を見ながら、「Vancouver、The Fairmont Hotel…」のように、英語で書き出していってみましょう。一度自分の手で書くとその文字の並びが記憶に残り、現地の看板や標識を見たときに、パッと気がつくものです。
2)目に付くものを何でも英語で言ってみる
本で見ると知っているような気がする単語でも、いざ使うとなると、とっさには出てこなかったりします。日本にいるうちから、目にしたものを英語で言ってみるようにしましょう。「taxi、street、building…おや、『交差点』は?」なんて思いますよね。わからなかった言葉はメモしておいて、あとで辞書で調べます(飛行機の中でもできますね!)。そうすると、旅先で「交差点」を英語で言おうとしたとき、自分が言えなくて辞書で調べた経験とともに、intersectionという言葉がよみがえってくるはずです。
3)とにかく英語を口に出してみる
普段英語を話していない人が、外国人を前に急に英語を口にしようすると、どこか気恥ずかしい感じがするものです。会話集でも辞書の例文でも何でもいいので、英語が書かれたものを見ながらそれを口に出してみます。「Hello. How are you? I'm fine thank you.…」なんて、海外旅行と関係ないような気がするかもしれませんが、出発前からこれをやっておくと、旅先のお店でパッと「Hello!」と口から出てきたりするものです。
さらに極めつけは、「これはゼッタイ使う!」「覚えておくと便利!」と思える表現を、メモして持っておくことです。次のページに「海外旅行でゼッタイ役に立つ表現」を紹介していますので、これをプリントアウトして持っていていただいてもOKです!