応急処置を覚えておこう
Aren't you cold?と聞かれてNo.と言ったら、「寒くない」ということ |
<はい、そうではありません>
空港の係員:You are not a U.S. resident, are you?
(ユーアーナタユーエスレジダント、アーユー/あなたはアメリカの居住者ではありませんね)
旅行者:Right. I live in Japan.
(ライト。アイリヴィンジャパン/はい。私は日本に住んでいます)
*ここで、Yes. I live in Japan.と言ってしまうと、「はい、私はアメリカの居住者です。私は日本に住んでいます」と言っていることになってしまいます。これではきっと、相手は混乱してしまいますね。
<いいえ、そうです>
客室乗務員:(コップを片付けながら)You don't need this anymore, do you?
(ユードンニーディスエニモア、ドゥーユー/もうこれは必要ではありませんね)
旅行者:I don't think so. Please leave it here.
(アイドンスィンクソウ。プリーズリーヴィトヒア/そんなことはありません。ここに置いておいてください)
*ここで、No. Please leave it here.と言ってしまうと、「いいえ、必要ありません。ここに置いておいてください」と言っていることになります。これでは、相手はどうしていいかわかりませんね。
いかがでしたでしょうか。ひとつだけ注意しておいてほしいのは、このRight.とI don't think so.はあくまで応急処置であって、ひとまず言いたいことは通じるものの、場合によっては自然な英語に聞こえないこともある、ということです。ネイティブにきちんと理解してもらうには、やはり「Yes+肯定文」「No+否定文」の発想をマスターしたいもの。普段から頭の中でYesとNoで答える練習をして、英語的な発想を身に付けるようにしましょう。
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