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お役立ち英会話フレーズ【レストラン編2】 本当にあった英語メニューを攻略

外国のレストランのメニューって、知っている単語があっても意外に意味がわからなかったりしますよね。英語圏のレストランのメニューに実際にある料理名を例に、読み解き方のコツをお教えします。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

New York Steakはニューヨーク風?!

ステーキ
英語メニューから
料理が正確に推測できますか?
日本語のメニューが「夏風味釜揚げうどん明太子添え」なんてなっているように、英語のメニューも「Spaghetti」「Hamburger」とわかりやすく書いてあるわけではなく、Angel-Hair Pasta Chef's Special(特製エンジェルヘアパスタ)なんて、ちょっと凝った名前がついていたりします(angel-hair pastaとは、極細めんのこと)。アメリカのレストランに本当にあった、実在するメニューを読み解いてみましょう。

Wedge-Cut Seasoned Fries(ウェヂカトシーズンドフライズ)
wedge-cutは「V字型カット」ですが、日本人からすると「三日月形」に近いと言えるかもしれません。seasonedは「(調味料などで)味付けした」で、そしてfriesは……「フライドポテト」なんです。
【訳】「味付きフライドポテト」(日本語ではいちいち「三日月形」なんて言わなくてよいかも)

Flame Broiled New York Steak(フレイムブロイルドニューヨークステイク)
「flame(炎)でbroiled(焼いた)」って、当たり前?!なんて思ってしまいますが、日本語で言えば「直火焼き」といったところでしょうか。New York Steakは「ニューヨーク風ステーキ」ではなく、分厚い霜降りステーキのことで、使われる部位が決まっています。
【訳】直火焼き霜降りステーキ

Ribs & Chicken BBQ Combo(リブザンドチキンバービキューコンボウ)
ribは「あばら肉」で、ribs and chicken(牛または豚のあばら肉とチキン)はアメリカのレストランでは定番メニューのひとつ。BBQはbarbecueの略で、もちろんバーベキューして食べるわけじゃなくって、「あぶって焼いた」ということ。comboは日本語で言うと「セット」です。
【訳】あばら肉とチキンのあぶり焼きセット

Catch of the Day(キャチォヴザデイ)
そのままだと「今日の獲物」。釣りの成果などを指すのに使われますが、それが転じてレストランのメニューでは「本日のおススメ料理」を意味するようになりました。元の意味に引っ掛けて魚料理を出すこともあるようです。
【訳】本日のおススメ料理

では、メニューがわからなかったときどうすればいいかというと……答えはこちらに!
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