I'd like to~
(~したいんですが)
ホテルで何かを頼むときも 丁寧な言い方にしたいですね |
I want to have a coffee.(私はコーヒーがほしい)
I wan to make an international phone call.
(私は国際電話がかけたい)
これではひどくぶっきらぼうに聞こえますね。「~したい」を丁寧に伝えるには、こんなふうに言えばいいのです。
■I'd like to make an international phone call.
(アイドライクトゥメイカンインタナショナルフォウンコール/国際電話をかけたいんですが)
I'd like to~はI would like to~の略で、日本語にすると「~したいんですが」という感じ。英語にも丁寧語ってあるんですね!ホテルの中では、こんなふうに使ってみてください。
■I'd like to change yen into dollars.
(アイドライクトゥチェンヂィエンイントゥダラズ/円をドルに両替したいんですが)
■(ハガキを出すときに)I'd like to send this to Japan.
(アイドライクトゥセンディストゥヂャパン/これを日本に送りたいんですが)
ちなみに、「御用をうかがいます」という感じでニコニコ待っている人にはI'd like to~だけで遠まわしにお願いしていることになるのですが、直接的な頼む意味はないので、あえて○○してほしい、としっかりお願いしたいときには、「~ください」と言うにはでご紹介したCan I have~?などを使います。次の会話例で確認してみてください!
会話例で確認!
【朝食を取るときに】係員:Good morning.
(グモーニン/おはようございます)
あなた:Good morning. I'd like to have breakfast. Can I have a boiled egg with bread?
(グモーニン。アイドライクトゥハヴブレクファスト。キャナイハヴァボイルドエグウィズブレド/おはようございます。朝食を取りたいんですが、パンと一緒にゆで卵をもらえますか)
【チェックアウトしよう】
あなた:I'd like to check out.
(アイドライクトゥチェカウト/チェックアウトしたいんですが)
フロント:OK. What's your room number?
(オウケイ。ワツユアルームナンバ/はい。お部屋番号は?)
あなた:230.
(トゥースリーオウ/230です)
【ちょっと異文化】 エレベーターの「0階」って?
イギリスなどヨーロッパの国でホテルのエレベーターに乗ると、「G」だの「B」だの何やら見慣れない記号が並んでいて、中には「0」(ゼロ)なんていう階があることも…!
ご存じのように、アメリカでは日本同様1階がfirst floor、イギリスおよびヨーロッパの国ではground floor。「G」はground floorの略で「B」はbasement(地下階)、ground floorは1階の下だから「0」なんていう数字をつけてしまうこともあるのです。
さらに、first floor(日本で言う2階)の上はsecond floorだから、「1」の上に「2」という数字がついています。つまり、「2」のボタンを押すと3階に行くことに!
実は、イギリスではエレベーターの呼び名自体違っていて、イギリス英語ではlift(リフト)と言うのが普通。
Take a lift to the lobby.
(テイカリフトゥザラビ/ロビーまではリフトをお使いください)
なんて言われると、一瞬、スキーのリフトが頭に浮かんで固まっちゃったり……。
ちなみに日本では最後に乗った人が「閉」のボタンを押すのがマナーみたいになってますが、海外ではその必要はなく、「閉」のボタンそのものがないことすらあるのです。
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