これまで、たくさんの家事の合理化アイデアを考えてきた私ですが、どうやっても合理化が思いつかない家事がひとつありました。そう、それが窓拭き!
スキジーを使えばいいのかな? ガラスクリーナーを使わず、炭酸水やクエン酸を使うほうがラク? それともファイバークロスでさっと拭くのが一番簡単かなあ。いろいろ考えましたが、結局どれもが体力は使うのです。窓拭きって全身運動ですからね。
そんな私が舌を巻いたのが、ケルヒャーから7月に新発売になったガラス拭き用のバキュームクリーナー。ほんとに、どうして今まで誰もこれに気づかなかったのでしょう? これでもう苦手な窓拭きは片手で5分で完了。ああ、ほんとにラクチンだー!
・・・INDEX・・・■ ガラス用バキュームクリーナーを使ってみよう
■ バキュームクリーナーの使い方、応用編
ガラス用バキュームクリーナーを使ってみよう
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ケルヒャー窓用バキュームクリーナーWV 50 プラス |
これがケルヒャーから新発売になった、窓用のバキュームクリーナー。本体は右側のスキジーがついたほう。充電して使うので、邪魔になるコード類は一切なく、700gと片手でも取り回しのしやすい軽さです。スキジーの幅は約30cmあるので、幅広くガラス面を拭き取れるのもうれしい。
左側にあるのは、同梱されてくる布のワイプパッド付きの洗剤用スプレーボトルです。まずは、メーカーが推奨している方法でガラス拭きをしてみましょう。
まず、スプレーボトルに専用の洗剤を入れて水で薄めます。この洗剤を入れたワイプパッドで最初に窓ガラスを拭くことで、頑固な汚れが落ち、さらに窓ガラスに皮膜を作って、次の汚れがつきにくくなるという効果があるのだとか。
スプレーをしながら、窓ガラスをワイプパッドで拭いていきます。拭くといっても、片手で上下に往復させるだけ。手も汚れないし、何より疲れないのがいいですね。
このプロセスは省くこともできます。市販のガラス用洗剤を使ってもいいですが、私は霧吹きに水や炭酸水を入れたものをガラスに吹き付けて、そのまま本体のスキジーで水分を吸い取るだけでも十分きれいになりました。日々の軽い汚れなら、ワイプパッドでの拭きあげは省いてもよさそうです。
さて、ここからが本番です。本体のスイッチを入れて、ガラスの水分を吸い取っていきます。普通のスキジーを使う容量で、上から下へ軽く移動させると、掃除機のように水分を吸い取りながら、スキジーの摩擦で汚れもきれいに吸い取られていきます。おお、これは簡単。しかも、思った以上に確実にガラスがきれいになっていきます。
普通にスキジーを使うと、汚れた水が床に落ちたり、水の筋がガラスに残ったりしますが、これは強力に水分を吸い取るので、まるでガラスに掃除機をかけているかのような感触。上から下へ一度移動させるだけで、ほとんどの水分と汚れが吸い取られてきれいになりました。
片手にワイプパッド、もしくは水の入った霧吹き、もう一方の手にバキュームクリーナーを持って、吹きつけてはバキュームクリーナーで吸い取る。この動作を繰り返すことで、あっという間にガラスはぴかぴかに。水分が蒸発してしまうと、汚れがうまく吸い取れないので、ガラス一面づつこの動作を繰り返すのがよさそうです。いずれにしても、これまで体力を消耗してしまうことが多かったガラス吹きが、片手ですいすい完了してしまうのは目からウロコのラクチンさ!
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