小学生の壁を乗り切る!
前回の「再就職へのステップ1」では、再就職や職場復帰準備期間中にできる、未来に向けて準備しておきたいワーキングマザーの知恵をお送りしました。母親が働きに出るのは子どもに悪影響が出るのでは、という「3歳児神話」や、おかえりなさいを言ってあげたいという「おかえりなさい神話」などを乗り越え、家庭が主婦に依存しすぎない体制を作って、少しづつでも歩き続けることが大切! これは女性が子どもを育てながら働き始めるための大きな知恵です。
今回は、「小学校に入ったら」の節目の時期に、どうしたらいいのかを考えていきましょう!

・・・INDEX・・・■ 小学校のほうが手間は増えます■ まずは放課後時間の確保を■ 長期休みの乗り切り方は

小学校のほうが手間は増えます

小学校生活は親の介入を意外と求められます
小学校生活は親の介入を意外と求められます
「今は手がかかるので子育てに専念したいけれど、子どもが小学校に入ったら仕事を再開したい」。そう考える人は多いのではないでしょうか。
前回もお話しましたが、ここには大きな落とし穴があります。小学校生活は、思いのほか親の出番も多く、幼稚園時代に手をかけて子育てしてきた人は、なかなか子育てのさまざまな場面を手放すきっかけがつかめないことが多いのです。
また、これまで家のことを時間をかけてやってきた人は、同じペースでは従来どおりの家事の結果を得られなくなります。時間に追われて、家事が十分にできない。子どもに寂しい思いをさせているのでは、といった現実を前に、心のゆとりをなくしてしまう人がいます。
また、「妻が働きに出たことで家が荒れた」といった夫からの苦言で、自らに多くの課題を背負ってしまったり、気持ちがあたふたすることに自ら耐えられなくなって、十分な仕事時間を確保できない人が出てきてしまうのです。

こうして就業の時期を子どもが中学年から高学年になる頃に遅らせた場合、もしここで「中学受験」の選択肢が出てくると、再就職の時期はさらに中学入学まで先延ばしされてしまうことになります。中学受験には親のサポートが大きく必要となってくるからです。

資格や特技があるのでなければ、女性の再就職には年齢も大きなネックになります。「子育てが落ち着いたら」とつい先延ばしにしている間に、年齢はどんどん進んでいきます。
もし、再就職を必ずしたいと考えているのなら、早めにワークライフバランスをよく考えて、働く暮らしの土壌を作っておくことをオススメします。

まず、子どもの小学校入学を機に仕事をしたい場合の最初のステップ、「放課後の居場所の確保」について考えてみましょう。
→次のページへ