時短生活/調理を時短するコツ

3段階変身料理で1回作って3日食べる!(2ページ目)

圧力鍋で、まずはドカンと大量に作り、それを変身させながら3日食べちゃえ! という究極の時間節約メニュー。ずぼらな。。。。と思うなかれ。煮込めば煮込むほどうまくなり、3日目にはあの究極の一皿が!

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

ここでモノを言うのが「例の蒸しテク」!

蒸し野菜を同時調理の2ステップで作っておきましょう
蒸し野菜を同時調理の2ステップで作っておきましょう
大きめに切った野菜を圧力鍋で7~8分加圧して自然放置。ここで野菜にはおおむね火が通りました。ここで「蒸し野菜」を作っておくのが、3段階調理法のキモ!
圧力鍋のおもりが下がったら蓋を開けます。ここでスープの中に、用意しておいたミートボールを入れていきます。ここで再加熱しますが、この時に以下の野菜を一口大に切って蒸しかごに入れ、お鍋にセットします。

・かぼちゃ、ブロッコリー、キャベツ(その他、火の通りやすい野菜なら何でもOK。じゃがいもを入れたければ、1~1.5cmほどの輪切りにしてここで一緒に蒸します)

蓋をして3~4分加圧。今回は蒸気を一気に逃がして急冷させます。ポトフのスープの味を確かめて、必要なら軽く塩コショウで整えます。

いい頃合に火が通ったミートボールのポトフができあがりました
いい頃合に火が通ったミートボールのポトフができあがりました
野菜たっぷりポトフの完成。大人はマスタードをたっぷりつけて頂いてもおいしい。蒸した野菜はポトフの中に入れたり、蒸し野菜サラダのサイドディッシュにしてもOKですが、密閉容器に入れて冷蔵庫に保存しておくと、2日以降に大活躍します。煮込むと色が変わりやすく、荷崩れしやすい野菜は、蒸して保存しておくとあとでいろいろ使えて便利なのです。圧力鍋での蒸しテクが面倒という人は、電子レンジを使って蒸し野菜を作っておいてもOKです。

2日目:トマト缶で2日目の大変身

トマト缶ひとつで、見た目も味もまったく違う一皿に大変身
トマト缶ひとつで、見た目も味もまったく違う一皿に大変身

1日目で残ったポトフは、2日目に火を入れながら、トマト缶を入れてトマトシチューに変身させましょう。
このとき活躍するのが、前日に作っておいた蒸し野菜。色どりのよいブロッコリーやかぼちゃなどの材料を加えることで、「同じものを温めて出しただけ」の一抹の寂しさがなくなって、新鮮な一皿に生まれ変わります。残りのポトフの量が少なくなってしまっていても、ここで蒸し野菜と少量のコンソメキューブを追加することで、短時間でポトフをトマトシチューに増量しながら再生することが可能! 前日から煮込まれている基本のスープがあるので、短時間でも滋味深いトマトシチューが作れます。

まだまだお鍋の中にトマトシチューが残っているようなら、いよいよ3日目の一皿へ。次のページではこの3段階調理法で手に入る、3日目の究極の「あの」料理が登場です!

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