時短生活/調理を時短するコツ

3段階変身料理で1回作って3日食べる!

圧力鍋で、まずはドカンと大量に作り、それを変身させながら3日食べちゃえ! という究極の時間節約メニュー。ずぼらな。。。。と思うなかれ。煮込めば煮込むほどうまくなり、3日目にはあの究極の一皿が!

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

この季節、大なべいっぱいにカレーやおでんを仕込んで、その後2、3日火を入れながら同じものを食べるという人っていますよね。忙しい人にとって、この「一度に大量仕込み」パターンは、帰宅後の食事の支度の手間もはぶけて助かります。でもさ、やっぱり毎日同じものじゃ飽きるでしょ?
そこでオススメしたいのが、「3段階変身料理法」! 前回もオススメした圧力鍋で、まずはドカンと大量に作って食べる。残ったものを翌日変身させて食べる。そしてさらに変身させたものを3日目に食べる。つまりは1回作って3日食べちゃえ! という今回の企画。そんなずぼらな。。。。と思うなかれ。煮込み料理って、時間を置くほうがどんどんおいしくなっていくのです。この方法なら、3日目には絶品の「あの」一皿が!!

・・・INDEX・・・■ 1日目:滋味たっぷりポトフを作ろう!■ ここでモノを言うのが「例の蒸しテク」!■ 2日目:トマト缶で2日目の大変身
■ 3日目:ついにあの絶品料理が!

1日目:滋味たっぷりポトフを作ろう!

圧力鍋で作るから、調理時間は最短です
圧力鍋で作るから、大きな野菜が入っても調理時間は最短です
前回、圧力鍋の蒸しテクを利用して不況に勝つぞ! という記事をお届けしました。今回も、この圧力鍋を使って調理時間もお財布も大幅に節約しちゃいましょう! 1日目に作るのはポトフです! 根野菜は、忙しい日々の中だとどうしても煮込む時間が確保できずに、食卓から離れてしまいがち。でも、圧力鍋なら大きくて固い野菜でも、10分もあればしっとりやわらかく火が通ります。野菜は大きめに切る! 3段間調理ではここはキモです。

材料はいろいろあってOKですが、一日目は煮崩れしにく材料を選ぶのがコツ! たとえばこの日はこの材料で「ミートボールポトフ」を作りました。

・たまねぎ、にんじん、大根、れんこん、セロリ、ごぼう適量
・ベーコン数枚(一口大に切る)
(かぶ・じゃがいも・かぼちゃなどの崩れやすい野菜は避けます)

ここに水とコンソメキューブ、あれば香りづけにローリエなどを入れて沸騰させます。沸騰したら圧力鍋で加圧7~8分。自然放置させて蓋が開けられるようになるまで待ちます。鶏肉や、豚・牛などの角切り肉を使う場合は、最初から野菜と一緒に煮込みますが、今日はミートボールポトフを作るので、この間にミートボールの種を作りましょう。

・ひき肉に塩コショウ、酒、卵とパン粉を入れて大きめのボールにまとめておきます。(面倒なら、冷凍のミートボールを使ってもOK!)。

さあ、いよいよ1日目のポトフができあがりますよ。ここで登場するのが、前回も登場したあの蒸しテクです。次のページでは1日目のポトフの完成、そしてあの蒸し野菜を加えてさっくりできる2日目の一皿をお届けします。

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