「火曜日はラーメンの日」のガイドレシピ
|
いつのまにかわが家に定着した「火曜日はラーメンの日」。 |
ももせが仕事に子育てに、一番大変だった時期。やはり、夕食の準備は大きなプレッシャーでした。冷蔵庫の在庫を思い出し、献立を考えて会社帰りに材料をそろえ、帰宅後の短時間で子供の相手や片付けをしながら調理をする。洗い残した食器があるだけで、手順が狂います。余裕があるときはなんとも思わない食材の下ごしらえも、疲れているとおっくうでイライラ。食べ終わった食器を片付け仕事も残ります。へとへとです。
こんな時期のわが家を救ったのが「火曜日はラーメンの日」という掟を作ったことでした。
火曜日は子どもの習い事の送迎がありました。ただでさえ時間がないのに、送迎が加わることでがっくりと疲れます。割り切って、送迎の帰りは外食すると決めました。毎週のことなので、あれこれそのつど考えなくていいように、またお財布の負担にならないように行き先はラーメン屋。
ラーメン屋の近くにはTSUTAYAがありました。ついでに帰りに寄って帰るというおまけもつけました。成り行きではじめた、この「火曜日はラーメンの日」ルールが、その後の私をどれだけ救ってくれたかわかりません。
|
忙しい時期は、すべてをきちんとできなくてもいいのです。夕方あたりに「今日の夕食はどうしよう」と考え出したとき、そうだ、今日はラーメンの日だから何もしなくていいんだ! と気づきます。たったこれだけなのですが、かなりの開放感です。何もしたくなくて「ラーメン屋でも行こうか」というパターンだと、夕食をラーメンだけで済ませてしまったという気持ちが残ります。でも、今日はラーメンの日と決まっていれば、大手を振ってラーメンだけ。次第にお店とも顔見知りになり、和気あいあいです。しかも、寄り道のおまけつきでとても楽しい。
夫の夕食の準備が…と思われる方は、夫にも協力してもらって「○曜日はキッチン定休日」と決めてみるのもいいと思います。一緒にラーメン屋に行くのもよし、遅くなるなら自分で調達してもらって、キッチン仕事はしない。そんな日を週に1回決めておくだけで、気持ちのバランスはずいぶん取れるものだと痛感したのでした。
忙しい時期は、すべてをきちんとできなくてもいいのです。子育ての大変な時期が過ぎれば、またゆっくりと暮らしの仕事はできるようになります。これは本当にそう。
それまではこんな方法でバランスを取りましょう。大丈夫、これも立派な「ごはんのレシピ」です。
・友だちを巻き込んで「外食」や「中食」をイベントにする
・曜日を決めて「キッチン休業日」を作る。
・「ラーメンの日」「コンビニの日」「ハンバーガーの日」など、普段心のどこかで“手抜き”と思っていることを、大手を振って楽しむ曜日を作ってみる。
余裕がなくてごはんの支度がしんどいな、と思う時期はひとりで頑張り過ぎないで、上記のようにバランスを取りながら乗り切ってみてね!
<参考サイト>
・ガイドリンク集
~忙しいときは便利なサービスに頼りましょう!
食材の宅配・お取り寄せで、おいしく暮らす