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おそうじロボット「ルンバ」の歴史をひも解く
これがおそうじロボット「ルンバ」の新モデル。 |
ところが、この「ルンバ」。いつの間にかひっそりと市場から姿を消してしまいました。実は、発売から1年ほど経ったころ、ガイド周辺でもこんな声が聞かれるようになったのです。
「充電器の機能がだんだん落ちて、充電しても運転時間が続かなくなった」
「販売元に問い合わせたところ、バッテリーの交換が必要だといわれたが、バッテリーが1万円近くするので躊躇している」
確かに、充電器の消耗はこうした「充電家電」では避けられない関門。これは携帯電話を思い出していただければ、よく理解してもらえることと思います。携帯も1年を過ぎるころから、充電の持ちがどんどん悪くなりますよね。
「ルンバ」に限らず、充電をして使用する家電は1年を過ぎたころから随時、充電池の交換が必要となるケースが圧倒的に多いのです。これは避けられない現実。販売側には、こうした側面の説明義務と、バッテリーの供給などのメンテナンス体制が必要。購入側にも、本体価格のほかにこうした費用の発生があることを知った上で、購入計画を立てる必要があります。
タカラの扱った「ルンバ」が市場から姿を消したのには
・アメリカでの発売直後だったこともあり、本体そのものの初期不良などもあったにもかかわらず、日本の販売元でのメンテナンス体制が構築されていなかった。
・バッテリー消耗に対する告知の不十分さに加え、バッテリー供給体制が整っていなかった。
といった背景がありました。バッテリー交換に対応できなくなった時点で、本体をそのものを交換するという方法で対応してきましたが、それも在庫欠品のため対応不可となり、タカラは「ルンバ」の販売を中止。以降、家電店などで「ルンバ」を見かけることはなくなりました。
ガイド周辺の知人宅では、それでも最初に購入した状態のままで立派に動いている初期ルンバもあります。一方で、バッテリー消耗により動かなくなり、納戸に眠っているという家も複数。。。。。。。
その「ルンバ」がモデルチェンジで再登場して、注目を集めているというのです。しかもルンバ専門の総代理店が日本でのメンテナンス体制をがっちり整えていると聞けば、これは要チェックですよね。
さっそく新ルンバをわが家に持ち込み、使ってみました。
次のページでその新しいルンバを解剖していきましょう。