夫婦も、具体的に言わなきゃ伝わらない！(2ページ目)

してほしいことは具体的に言わなければ伝わらない

して欲しいことは具体的に言葉にして伝えよう。

家事のシェアで一番大切なのは「して欲しいことは具体的に言葉にして伝える」ということ。ヘルプが必要と思うなら、相手に具体的に何をして欲しいのかを伝えましょう。例えば、夕食時の忙しい時間に何もしてくれない夫に苛立って「なんで手伝ってくれないの！？」なんて、つい言ってしまいがちですよね。こんな時は、今彼にどんな作業を請け負ってもらえばラクになるのかを、きちんと伝えます。

「料理中は危ないから、子供がキッチンにこないように別の部屋で遊んでてくれない？」
「食事の時間がおそくなりそうだから、今のうちにお風呂の準備をしてもらえないかしら」

「この状況を見れば気づくはず」「私の気持ちがわかるはず」と相手に期待しても、伝わらない不満が蓄積するだけです。忙しいときは、こうして形のない不満を蓄積しがち。して欲しいことはきちんと言葉にして伝えないと、相手にはわからない。これは夫婦間だけでなく、人間関係でとても大切なことだと思います。ぜひ必要な作業を具体的に伝える練習を！

次のページでは、こうした具体的作業を確実に伝えるための魔法のノート、アメリカ生まれの「ハニー・ドゥ・リスト」のご紹介をしていきます！