資格取得体験記に必要な5つのこと
私がスクールにいたときの仕事の1つとして、合格体験記をホームページやパンフレットに掲載させていただいていました。合格発表があるたびに、多くの合格体験記を拝見しました。合格体験記は、どれも「合格」という感動や喜びが伝わってきて嬉しいものでした。ただ、やはり心に残り、この人と会ってみたい…というものがあります。それは必要なことがキッチリ抑えられているものです。では、必要なこととはどんなことでしょうか?それは、これから資格をめざす人に向けて、次のようなことが入っているとよいと思います。
1.導入
プロフィール(氏名、性別、年齢、職業など)
資格取得までの経緯、取得を決心したきっかけ、など。
氏名は、その資格で活動するつもりであれば、実名が効果的です。
2.ノウハウ編
時間と費用の捻出法、スクールや勉強法の選び方、など。
3.気持ち編
モチベーションを継続するためにした工夫、スランプ脱出法、など。
4.環境編
家族や友人、知人の協力、など。
5.これから
合格したときの感動、これからの目標、夢。
これから資格取得をめざす人へのメッセージ、など。
以上の5つの項目があって、さらに、次の3つのポイントが抑えられているとよいと思います。
抑えておきたい3つのポイント
ポイント1 共感できること
資格取得体験記はドラマチックである必要はありません。読む人にとって身近に感じられる、共感できることが大事だと思います。ですから、日常のなかで感じたきっかけ、勉強中の気持ち、そして合格したときの感動が素直に伝わる文章にまとめていくことが大切です。
ポイント2 タイミングが大切
そしてタイミングが大事。何年もたってからでは制度や環境が変わっていたり、何よりもその人自身の見方も変わってしまうとあまり効果がありません。とにかく旬であればあるほどよいので、今なら、受験勉強中からブログなどで日記を公開しておくといいかもしれませんね。
ポイント3 メッセージ性がある
体験談を書くときには、寄稿する先、例えば主催団体やスクール、雑誌などのためではなく、これから資格をめざす人へ向けて書くとよいと思います。自分自身が資格を取得するときに、特に欲しかった情報は何だったか?ということを思い起こしながら、構成を考えてみてくださいね。
資格取得体験記は、自分自身もにとっても、振り返るよい機会になります。私も資格を取得して5年近くたった今でも振り返り、確認し軌道修正をしています。資格を取得したら、まず、体験談をまとめてみてくださいね。
<参考記事>
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