「看護師」資格取得からめざすケース
「看護師」資格も、厚生労働大臣が認定する国家資格。看護師資格を取得するには、文部科学大臣の指定した学校における3年以上の学習、あるいは厚生労働大臣指定の看護師学校、養成所を卒業していることが義務づけられ、厚生労働省による国家試験に合格しなくてはなりません。
いずれの教育機関も通学する必要があります。社会人の方であれば、仕事をしながら通学したいと考える方も多いでしょう。定時制の学校もあるようですが、勉強・実習とかなりハードのようですから、働きながら約4年間通学するのは至難かもしれません。また、通学できない事情のある方は、通信教育を考える方も多いでしょう。しかしながら、「命」にかかわる職業である以上、実習などの必要性から現在は通信教育で資格を取得をすることは不可能です。
資金面を考えてみても、学費も100万~300万円以上といわれています。奨学金制度などもあるようですが、その間の生活費や通学するための費用なども考えるとしっかりとした計画が必要です。
<資格用語集>
看護師とは?
「助産師」を求める声は多いけれど…
女性が助産院や助産師のもと自宅で出産するなど助産師の需要は増えているそうです。とはいえ、フリーで助産師として活躍されている方は決して多くはなく、ほとんどが大病院に勤務し、産科のある開業医でも求人に苦労していると聞きます。「助産師」の需要が増加しているとはいえ、少子化ゆえか養成機関が充実する気配はなく、また社会人からめざす道は険しいままのように感じます。
また「助産師」という仕事柄、その責任の重大さを考えるとある程度の経験を医師の元で積んで行かなくてはなりません。一人前の「助産師」となるには、相応の勉強期間と実績を積む期間を考えると長期にわたることは避けられません。
「助産師」になりたい!という強い意志があればこそ
以上のように「助産師」になるためには険しい道のりとハードな仕事が待っています。それでも「助産師」になりたい、と思ったとき、すでに第一歩を踏み出しているのかもしれません。
大前春子が看護師の資格をも保有していることも判明しましたね。看護学生から銀行勤務(をしていた過去があるらしい)…とは考えにくく現在の年齢を想定しても社会人から資格取得したとは思えませんが、ドラマだからと割り切ることにしましょう。
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