-取得後、どのようにお仕事をされていますか?
ヘルパーステーションに登録し、登録ヘルパーとして、依頼に応じて稼動しています。月によって日数は変動しますが、これまでの実績では、毎月最低5日、最多で20日くらい稼動しています。いつも臨機応変に対応できるよう、心がけています。
-やりがいがある、自分に向いている、と思ったときは、どんなときですか?
現代社会は、まだまだバリアフリー社会とは言えない現状で、日常のあらゆるところにバリアがあります。高齢者の方や障害者の方々には住みにくい環境だと思います。そういうバリアを超えるお手伝いが少しでも出来る、という点にやりがいがあります。
高齢者の方や障害者の方々と、そんな段差を一緒に超えられたら、と思っています。
また、色々な方との出会いがあり、色々な交流があることがとても魅力のある仕事です。色々な方の生き方に触れ、人の気持ちにより添う仕事がしたかったので、この仕事ができてよかったと思っています。
失敗もしますし、反省も繰り返す毎日ですが、それでも利用される方の嬉しそうな顔を見ることが私の喜びです。
-プライベートでも役立ちますか?また、プライベートとの両立は?
今後、家族の介護をすることになった時、こうしよう、ああしよう、と具体的に考えるようになりました。私の場合、80過ぎの祖母、両親共に元気なので今すぐには必要ではないのですが、こうして介護に携わることで、必ず役立つと思います。
ホームヘルパー2級を取得するための学校では、父親が亡くなるまで介護をしたという方に出会いました。ホームヘルパー2級を取得するための学校で得た知識があったなら、もっと父親にいい介護が出来ていたのに・・・と言っていました。介護の仕事をする、しないに関わらず、ホームヘルパーとしての知識や介護の技術を学ぶのはとても意味があると思います。
また、プライベートとの両立については、今は自分のペースで仕事を受けることができますので、問題ありません。
ただ、好きでやっている仕事ですし、楽しいので、プライベートより仕事を優先してしまいます(笑)。特に、年齢の若い女性の障害者の方との外出となると、友達といるような気持ちになり、楽しいですね。
-この資格、仕事のメリットはありますか?
この仕事は、ケースバイケースですが、長い時間や短い時間を利用して働くことができます。平日は他の仕事や学業に専念して、週末だけガイドヘルパーの仕事をしている方もいます。ホームヘルパーとして週末だけ高齢者の方のお宅で朝食だけをつくっている方もいます。そういう働き方が出来るのもこの仕事のユニークなところですね。短い時間しか働けない人にもチャンスのある仕事です。
-逆にデメリットはありますか?
デメリットは特に感じませんが、あえて考えると、この仕事は利用される方(障害者の方や高齢者の方)の予定、体調等でキャンセルになることが多くあります。
元々体が丈夫ではない方、障害などをお持ちの方へ行う介護サービスになりますので、色々な理由でのキャンセル、予定変更などがあります。そのため、仕事の日数も前後しますね。