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特定の業界に効く資格~不動産業界では?~ 絶対仕事につながる資格(2-1)(2ページ目)

今回は、マンションブームで注目の「不動産業界」で必須といわれている「宅地建物取引主任者」資格を紹介し、取得の費用対効果について検証します。

執筆者:All About 編集部

絶対仕事につながる資格(2)宅建
就職・転職はもちろん、スキルアップ・キャリアアップのための資格取得も有効。定番中の定番だからこそ、しっかり押さえたい。

資格取得によって見込める収入は?

次に、収入面について考えて見ましょう。資格を取得することで、「不動産売買・賃貸契約」が行えるだけでなく、税金や法律など、不動産取引の専門知識を持つ裏づけともなります。従って就職・転職活動の際は有利になることは間違いありません。とはいえ、有資格者でなくとも採用されるケースも多く、入社後に資格取得支援を行う企業もあるようです。いずれにしろ、不動産業界では、月額10,000~50,000円程度の資格手当を支給したり、昇給・昇格の条件にしている企業も多いようです。

費用対効果を考えましょう。


それでは、費用対効果を考えて見ましょう。合格率が15%の試験なので、1回受験で合格するとは限りませし、得手不得手や経験によっては必要なものとそうでないものがありますが、目安として前ページの試算を参考にしてください。

独学の場合は、現在勤務している場合で手当10,000円がつけば、1ヶ月で元が取れることになります。通信講座の場合は約1年、通学講座の場合でも1年半あれば元が取れる試算になります。さらに、資格を取得したことで正社員として採用されれば、初年度給料が150,000円~200,000円とすれば、独学、通信・通学講座、どの場合でも1ヶ月分のお給料でほぼ元が取れる試算になります。「不動産業」に携わりたい、と考えるなら、資格を取得して決して損はないと思います。

<試験データ>
受験資格:学歴・年齢・経験に関係なく誰でも受験できます。
試験時期:10月第3日曜日
合格率:15.9%(平成16年度)
受験料:7,000円(税込)
試験実施機関:(財)不動産適正取引推進機構

★参考サイト
■「すまい」「お金」に関する資格
■仕事にも生活にも活かせる資格~すまい編~

今後、「絶対仕事につながる資格シリーズ」を下記のスケジュールで掲載します。時期は未定ですが、お楽しみに・・・。
絶対仕事につながる資格(1) どの業界・業態にも効く資格
絶対仕事につながる資格(2-1) 特定の業界に効く資格~不動産業界「宅地建物取引主任者」~
絶対仕事につながる資格(2-2) 特定の業界に効く資格~福祉業界「ホームヘルパー」~
絶対仕事につながる資格(2-3) 特定の業界に効く資格~デザイン業界「DTPエキスパート」~
絶対仕事につながる資格(3) 資格がなければできない仕事
絶対仕事につながる資格(4) 成長分野の仕事を狙える資格
絶対仕事につながる資格(番外編) ~全国各地で有効活用できる資格~
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