妊娠発覚!資格取得をめざす

キャリアカウンセラー受験体験記
テキストは6冊。1冊1冊のページ数が少なく、携帯に便利だった。
第1子を出産してから、早5年。仕事面では年齢とともに、範囲もひろがり、責任も出てきた時期に、第2子の妊娠が発覚しました。そこで、産休をいかに過ごすか?と考え、第1子のときと同様、職業柄もあって資格取得をすることを考えました。とはいえ、出産後は出来るだけ早く職場復帰をしようと考えていましたから、産休中に取得でき、かつ今の仕事をよりスキルアップできるものを、そして将来性のある資格という条件で検討し「キャリアカウンセラー」をめざすことにしました。

将来性という点では、2001年の厚生労働省大臣の「キャリアコンサルタント5万人計画」発言と、当時米国へ留学していた弟から米国では大学などでは多くのキャリアカウンセラーが活躍しているとの情報から、判断しました。

「キャリアカウンセラー」という資格は、民間のいくつかの団体が、それぞれ独自に認定しています。名称もキャリアコンサルタントなど異なるものもあります。そこで、厚生労働省が「キャリア形成促進助成金対象のキャリア・コンサルタント能力評価試験」として指定している試験のうち、厚生労働省認可の全国産業人能力開発団体連合会が認可している「キャリアカウンセラー(CDA=キャリアデベロップメントアドバイザー)」資格を受験することにしました。
【キャリア・デベロップメント・アドバイザー 実施機関】
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会

まずは、受験資格を得るには、認定通信講座とスクーリングを修了する必要があります。さらに、資格を取得するためには、認定試験に合格しなければなりませんでした。3ヶ月の通信講座を約2ヶ月(実質1ヶ月程度)の産休でこなし、平行してスクーリングに参加しました。大きいお腹で出席したので、講師の方や受講生の方に、すぐに覚えてもらいました(笑)。

通信講座は慣れない勉強とあせる気持ちでいっぱいでしたが、スクーリングでは、いろいろな業種の方との出会いもあり、また志を同じくする仲間として試験情報の交換など、楽しく進めることができました。

しかし、体調や出産予定から想定していた試験は受験できず、結局その次の回を受験することになりました。一緒にスクーリングを受講した仲間から1回遅れの受験でしたが、試験情報を提供してもらえたことは初めての受験では大きなメリットになりました。

出産後の受験は苦戦するも、なんとか合格

第2子なので出産後については、ある程度予測していたものの、なかなか勉強が手につかず、試験2週間前から総復習をはじめました。テキストを熟読することが一番の試験対策、という講師からのアドバイスを守り、とにかく6冊のテキストを繰り返し読み、用語、人物名、試験の趣旨にかかる重要な部分と印をつけていきました。

子どもが寝ているときはもちろん、授乳しながら、また長女のスイミングを見学しながら、ととにかく試験日までの数日だからと割り切り、家事もそこそこに、時間を作っていきました。一番大変だったのは、試験日に子ども二人の預け先の確保。結局、実家の母にお願いしました。

1次試験では、7割以上の合格率があったものの、3割は落ちるんだ、と思うと「あれも間違えた、これも間違えた」と確認しては落ち込みました。合格発表までは、何かにつけ不安になりましたが、合格通知を受け、一安心しました。そして、次は2次試験、実技です。面接官によって合格率に差がある、などという情報もあり、そこは運に任せるしかないなあ、と思いました。2次試験はロールプレイング形式で、面接官2名とクライエント(相談者)役の方、自分はCDA役です。スクーリングで繰り返し行ったので、特に緊張せず臨むことができました。

そして合格通知が来ました。家族など周りの協力なしでは、得ることのできない結果ですから、感謝しています。