生活に潤いを与える空間「庭」をデザインする「ガーデンデザイナー」
緑や花のある生活は心を癒し、日々の生活に潤いを与えてくれます。 |
「庭」をデザインするには、それを構成する土壌、植物、エクステリア(外装)素材、給排水などに関する知識が不可欠。さらに設計・製図、測量の知識・技術と芸術的センスが必要になります。
造園の知識はもちろん、デザインのセンスが問われます。 |
ガーデンデザイナーという国家・公的資格はなく、造園の知識があり、デザインの実力があれば、ガーデンデザイナーとして仕事をすることができます。しかしながら、全く異分野から、また未経験でもガーデンデザイナーをめざしたい場合は、まず、造園の知識を身につけることが必要です。
大学・短大・専門学校の造園・園芸系の学科のほか、建築系の学科や、ランドスケープ・デザイン等の比較的新しい学科などでも造園・デザイン関連の知識・技術が学べるところもあるようです。そのほか、専門のスクールなどで学ぶ方法があります。
卒業後は、庭園設計事務所や建設会社の造園部門の他、土木系・造園施工会社やエクステリアメーカー、園芸店などでガーデンデザイナーを採用していることもあります。経験を積み、実力がつけば、独立して庭園設計事務所を開業する道もあります。
関連する国家資格などは、実務経験が求められますので、まずは経験を積める環境をめざすほうが早道といえそうです。