資格・検定/資格アーカイブ

ワインアドバイザー(2ページ目)

「資格で輝く女性vol.5」は、「シニアワインアドバイザー」そして「きき酒師」の資格を持ち、小西酒店およびLaBrancheのオーナー宮島宏枝さんにお話を伺いました。

執筆者:中瀬 路子

ワインアドバイザー
3年前にお店を改築。日差しが心地よいガラス張りのオープンテラスでは、ワインと食事ができる<La Branche>

-やはり資格を意識されたのは「お酒」の世界に入ってからでしょうか?
「ワインアドバイザー」は、OLをしていた間に通ったワインスクールがキッカケです。もともとワインが好きだったので。「きき酒師」は、今の仕事を始めた頃ですね。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)がはじめた「きき酒師」資格を取りました。商談に行くと、「きき酒師を持っているの」と話に応じてくれるのです。まさに、資格が切り札となりました。

-「ワインアドバイザー」を取得された直接のキッカケは何だったのでしょうか?
ワインスクールで、とにかく飲むことが好きな仲間と出会うことができました。その仲間と「ワインアドバイザー」を取得しようということになったのです。当時、情報もほとんどなく、難しい試験を乗り越えられたのは、この仲間がいたから、と思っています。今でもこの仲間はそれぞれ活躍し、私の大切な人脈となっています。そして、スクールでは、様々な種類のワインを飲む楽しみがありました。当時はワインの種類も今のように豊富ではありませんでしたから。

-「きき酒師」も取得されたの直接のキッカケはなんだったのでしょうか?
直接のキッカケ、といえば仕事上、ということもありましたが、ワインを学び、知識を深めていくにつれ、私も、日本人だから日本酒を知らないといけない、という意識もありました。海外などでの研修で、皆自分の国のお酒に自信を持っているのです。

-とても素敵なお店ですね、しっかりお食事もできるメニューがありますね。
ありがとうございます。私共のお店は、女性のお客様が8割を占めます。皆さん、食べることも大好き、という方ばかり。旬の素材、特に野菜などをたっぷり使い、お酒との相性も考えてお料理をご用意しています。

実はソムリエ資格を持つの妹がいまして、調理を担当しています。そしてワインやお酒の品揃え、接客は私の担当です。接客経験の長かった妹には怒られた時もありましたが(笑)、1人1人のお客様と接することができるこの仕事は向いているようです。

-この仕事が「楽しい」と感じるとき、「つらいなあ」と感じるときはどのような時ですか?
ワインのことを考えているとき、お客様と接しているとき、楽しいときはたくさんありますね。ワインのカタログを見ているとき、妹に「幸せそうだね~」といわれました(笑)。つらいなあ、と思うのは、拘束時間が長いということです。リニューアルしたての時は、かなりきついと感じました。

-今のお仕事の1日の大まかなスケジュールを教えてください
La Brancheでは、ランチもやっていますので、10:00頃入り、ランチが終わると、事務系の仕事にかかり、その後30分~1時間位休憩を取ります。その後、ディナーの準備をし営業終了の23:00まで、片付けをして遅くとも24:00くらいまでには上がるように心がけています。以前は1日通して働き続けたときもありましたが、よりよい接客ができるよう休息をとることを心がけています。

-休息の時間、また休日のすごし方について教えてください
休息の時間は、体を休めたり、ウォーキングしたり。今日は近所の公園にウォーキングに行ってきました。休日は、読書や映画鑑賞が好きですが、さらに感性を磨くために美術展などに行くこともあります。また、勉強のためというより、食べること飲むことが大好きなので、イタリアン、フレンチ、和食とジャンルを問わず食事に出かけます。

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