癒しの旅/東海の癒しの旅

リゾート地で英語も学べる癒しの旅【前編】(2ページ目)

「癒し」の種類にもいろいろありますが、新しいことに触れ、刺激を受けたりというのもひとつの癒しの形。富士山麓のリゾート地で英語レッスンも受けられる癒しの旅へ出かけてみませんか。

木崎 ミドリ

執筆者:木崎 ミドリ

国内旅行ガイド

日帰りでも参加可能。オススメは2泊以上のロングステイ

ランゲッジ・ヴィレッジは、日帰りや1泊2日などでも参加可能ですが、連泊で参加する人が多いそうです。中には長期休暇の際に1週間~4週間などのロングステイをするリピーターの方もいるのだとか。6回目の参加になるという友人に誘われ、今回ガイドは3泊4日で「国内プチ留学」を初体験してきました。

スクールバス
アメリカの黄色いスクールバスをイメージしてデザインされた送迎バス。
新幹線で静岡県の新富士駅まで行き、そこから送迎バスに揺られること20分、元企業の保養所だったところを改装したという、ステンドガラスの大きな窓が印象的なリゾートホテルへ到着。ここで3泊4日の英語リゾートがいよいよスタート!

チェックイン時に渡されるのは、ランゲッジ・ヴィレッジのオリジナルパスポート。飛行機不要での留学を意味するマークが印象的なファイルとキーを手渡され、プチ留学の始まりに胸が高鳴ります。

部屋
部屋は、旅館の和室のような作り。
チェックイン後はまずは部屋へ。和室タイプと洋室タイプがありますが、今回、私たちが案内されたのは和室タイプ。部屋の窓からは夜は静岡の夜景と、昼間は天気が良ければ駿河湾を一望できます。

部屋に荷物を置いたら、さっそく午後のレッスンへ。午前中チェックインのコースと午後チェックインのコースと2種類あるのですが、朝の弱いガイドは当然のごとく午後からのコースで予約。昼食を済ませてから12時45分の新富士駅の送迎バスに間に合うように出かけてきました。午後のクラスは13時15分から。メモ帳とペン、電子辞書を持っていざ、最初のクラスへ。

日本語は使わない、そんな環境を楽しんで

一番最初のクラスは、「イントロダクション」つまり、ランゲッジ・ヴィレッジでの過ごし方やルール、館内の説明などです。それらをすべて担当の先生がわかりやすい英語でゆっくりと説明してくれます。

■ランゲッジ・ヴィレッジでのルールは大きく5つ。
1.まずは、楽しむこと!
2.恥ずかしがらずにどんどん質問をすること
3.新しい言葉やフレーズを習ったらどんどん使ってみること
4.日本語は使わないこと
5.自分自身のゴールを持つこと

クラスへ持っていくものセット
チェックイン時に渡されるオリジナルパスポートにはタイムスケジュールがファイリングされている。メモ帳とペン、電子辞書持参でレッスンへ。
はじめは緊張してしまうかもしれませんが、たとえつたなくても、ここでは、積極的に英語で言葉をつないでみる姿勢で臨むことが大事です。参加者みんなが同じルールで日本語を使わないという貴重な環境を作って行こうとしているので、そのルールに乗ってそれを楽しむことがここに来た意味を何倍にもしてくれます。

仲の良い友達と行っても楽しいですが、お互いレッスン以外でも英語で会話するというのを楽しめる相手であることが肝心です。恥ずかしがらないで、単語の羅列であっても声に出してみる。せっかく非日常な場所にきたので、そこでのルールを思いっきり楽しみましょう。

そして、ガイドがとてもいいな、と思ったのが「自分自身のゴールを持つ」ということ。私はこの3泊4日を通してどんな状態を得られたらと思って来たのだっけ?というのを初日にいったん考えておくことは、ここに来た目的を自分の中で少し明確にすることができます。

そのゴールは別にたいそうなものでなくても良く、「発音が良くなりたい」とか「英語の歌がもっとうまく歌えるようになりたい」などでも全然OK。
もちろん、「海外旅行のときにスムーズに言葉が出るようになりたい」とか、「英語で仕事ができるようになりたい」など実用的なゴールでもいいですよね。

ガイドにとってのこの3泊4日のゴールは、「英語でたくさん話す」こと。大きい目標では、将来海外で取材やインタビューをする仕事がスムーズにできるようになったらいいな、というのもありますが、日常ではなかなか「英語で会話をする」という機会は無いのでとにかく3泊4日の中でいかにたくさん言葉を発せるか、をゴールとしてみました。

次のページでは、一日のタイムスケジュールなどを紹介していきます。
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