戦火を免れた2棟の建物がたどった歴史
晩香廬は内部も外部も繊細なデザインが見所。 |
しかし、昭和20(1945)年4月の米空軍の空襲により、そのほとんどを焼失。わずかに残った建物が、晩香廬と青淵文庫なのです。
渋沢栄一の91年の人生の、主要な時間を過ごした邸宅の香りが残る2つの建物。
都内にありながら、少し遠くに来たような、ゆるやかな時間の流れにたゆたう、切なさも感じさせるスポットです。
<データ>
■晩香廬と青淵文庫 公開期間:2006年3月4日~2007年5月6日の土・日・祝日のみ
■公開時間:12時30分~15時45分 ★短いので要注意
■料金:300円(渋沢史料館とあわせて)
■住所:東京都北区西ヶ原2-16-1
■電話:03・3910・0005(渋沢史料館)
■サイト:渋沢史料館
★渋沢史料館には渋沢栄一の足跡をたどる展示のほか、緑の庭園を見渡す癒しコーナーもあり。建物とあわせて見学したい。
また、飛鳥山公園内には北区飛鳥山博物館、紙の博物館もあるので、博物館めぐりを愉しむのもいい。
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