持っていきたい暑さ対策グッズ
旅ライターのワタクシ、夏旅でも長時間、町の中を歩くことが多いのです。自然散策などであれば、木陰もあり風も抜ける小休止できる場所が多いのですが、町の中だと、どうしてもエアコンの効いたカフェやレストランで休むことになります。この際、外との温度差でカラダが重くなったりします。そんな気温変化にうまく対応するために、ちょっと持っておきたいものがあるんです。
夏旅、特に都心や京都、それに遊園地、万博などに出かける皆さんへオススメの、ガイド必携の暑さ対策グッズをご紹介します。
●日傘&帽子
とにかく直射日光を遮り、日焼けと熱中症を防ぐのが目的。
両手が使える!という便利さを考えると帽子をオススメしますが、女性の場合、あきらかに髪が乱れます。
私の場合、帽子をかぶると髪の毛はぺったり。取材先の人に会うのであまり乱れた髪でいるわけにもいかず、帽子はNG。
日傘愛用派です。私の日傘は黒のUV加工の三段折り。重さ250gの超軽量でかつ晴雨兼用のもの。コンパクトですし、突然の夕立にも使えます。
★人混みの多いところでは日傘は危険なので、くれぐれも周囲に気を配りましょう。
●ガーゼのハンカチ
汗を抑えるのに木綿のハンカチは必須。タオル地よりも、ガーゼのほうが目が細かいので、顔の細かい汗を瞬時にしっかりと吸い取ってくれ、化粧崩れも防げます。
ガーゼといっても赤ちゃん用の薄手ではなく、最近はオシャレな柄物も増えています。
私が使っているのは以前、唐招提寺展で買ったジャガード織りのもの。厚みもあり、しっかり汗を吸ってくれます。
●飲み物
水分はこまめに取るのが夏旅の鉄則。ペットボトル飲料などを持ち歩くのがオススメです。カバーをしておくと保冷効果もあり、ボトルの汗がバッグの中のものに付かないのでいいですよ。及び何を飲んでいるのかまわりの人から隠せますしね。
私は手作りのボトルカバーを愛用しています。
これ以外にも扇子や日焼け止めなどいろいろと持ち歩いていたのですが、今は上記3点のみ。あまりあれこれ持ち歩くとバッグが重くなり疲れの原因になります。
夏旅はあくまでも持ち物を最小限に押さえるのが快適な旅になります。
バスタイムで夏バテ&肌荒れ予防
旅先でのバスタイムをいかに過ごすかで、翌日がぐんと変わってきます。日射しとエアコンによる乾燥で、夏の肌は荒れがち。
これをケアしてくれるのが、バスタイム。また、ぬるめの湯に浸かることで適度な汗をかき、滞りがちな血流を正常にしてくれます。夏バテ気味のカラダを癒すためにも、シャワーだけでなく湯船に浸かることをおすすめします。
実は私は取材でも家族旅行でも必ず温泉のある宿に泊まることにしています。それは温泉成分が肌ケアには速攻で効くから。
いかに加水循環型の温泉でも、温泉成分はきちんとカラダに染み渡ります。
特に夏の温泉は、泉質の持つ保湿・殺菌作用が汗疹予防、また日焼けした肌のケアに最適です。
普通のホテルやビジネスホテルなど、部屋のユニットバスを利用しなければならない時は、天然塩を大さじ1パイほど入れると、塩化物泉系温泉と同じような保湿効果を得られます。
おかげで私の化粧ポーチにはいつも沖縄産の天然塩がちょっと入っているんですよ。
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■あなたに合う美肌の湯はココ!
ちょっとしたグッズで、過酷な夏の旅も快適に過ごすことができます。
皆さんもぜひ、参考にしてみてください。