気の合う仲間ってどんな人だろう?
気の合う仲間といいますが、旅だと、胸の内に隠していた自我がさらけ出されたりしますので、ふだんの態度を観察しつつ、旅友だちになれるかどうか、判断してみるのも必要です。●ふだん、あの人は少しだらしないなあ、と思う相手と旅するのはやめましょう。
●ふだん、あの人は少しこまかいなあ、と思う相手と旅するのはやめましょう。
●ふだん、あの人と食の好みが合わないなあ、と思う相手と旅するのはやめましょう。
●旅の目的(風景、食、散策、買い物など)が異なる相手と旅するのはやめましょう。
●グループ旅行でもひとりで過ごす時間をつくりましょう。
ガイド自身は非常に臨機応変(逆にいえば行き当たりばったり)な旅、風景やその土地の歴史文化を訪ね歩くのが好き、宿ではゆっくりとお酒を飲みながらくつろぎたいタイプ。一泊旅行は下着と化粧品だけ持っていく軽量型です。
が、以前、ちょっと逆のタイプの人と旅してしまいました。
彼女は緻密な計画を立て計画通りに進めたいきっちり型(逆にいえば融通が利かない)。風景などよりも、アミューズメント施設や体験ものが好き。夜は宿でトランプをしたい。荷物は何事も用心のため多めに。
さて、こんなふたりの旅がうまくいくと思いますか?
このときはもう一人、ガイドと同じタイプの友人とで3人旅だったのですが、3人ともストレスが溜まった旅になってしまいました。
これ以来、3人で旅しよう、と誰もいわなくなったのですけど…。
大人の旅はけして修学旅行ではないのです。
暗黙の了解、ほんの少しの気配り、トラブルを楽しめる心のゆとり。
そういったものを、旅行バッグの片隅に詰めておいてください。
◆関連リンク
All About ストレス
次回はその2 宿でのストレスをどう処理するかをご紹介します。