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夏バテ解消!座禅・写経で心の癒しを(3ページ目)

寺院という静寂で清涼な空間。猫背になりがちな姿勢をシャンとさせる座禅や写経を体験してみませんか。日頃のストレスや疲れを一掃してくれる凛とした世界が待っていますよ。鎌倉、京都、奈良の寺や永平寺をご紹介。

執筆者:本多 美也子

お寺といえば京都・奈良。
観光とは違った心の安らぎを得たい時、座禅、写経をしてみませんか。

南禅寺・南禅院(京都)

紅葉の名所として名高い南禅寺。ここは正応4年(1291年)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創された臨済宗の名刹。亀山法皇は10歳にして天皇の位に就き、位を譲り、上皇となったのちには蒙古来襲という国難に立ち向かった。出家して法皇となったのちには、離宮に居を置き、そこを禅寺とされたのが南禅寺のはじまり。

暁天坐禅会
南禅院にて毎月第2・4日曜日6時~。(8月は休会・12月第4・1月第2日曜は休会)
11月からは6時30分~。いずれも約1時間ほど。
無料・予約不要

南禅会館(TEL771-2846)で宿泊可能。
1泊につき素泊り¥4,200、食事は予約が必要。(2食付6700円、朝食付5200円)

写経会
南禅院にて 毎月15日(8月は休会)午後1時より
般若心経唱和・法話・引続き写経 午後3時頃 解散 
納経料 1,000円(写経道具は不要) 事前予約

<アクセス>
地下鉄「蹴上駅」下車
住所:京都市左京区南禅寺福地町
電話:075-771-0365 南禅寺派宗務本所
公式サイト:南禅寺 



建仁寺

建仁2年(1202)、宋に留学・修行した栄西が開山した京都最古の禅寺。開基は鎌倉幕府二代将軍・源頼家。創建当時は天台、密教、禅の3つの宗派を学ぶお寺だったが、十一世蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の時から臨済禅の道場となった。臨済宗建仁寺派大本山として五山制度の第三位。

座禅会
・4~6月、8~10月の第2日曜日:8時~10時
・7月の第2日曜日の前日2日間:6時30分~8時
・11~3月の第2日曜日:9時~11時
予約不要 無料


<アクセス>
市バス「東山安井」下車
住所:京都市東山区大和大路四条下がる
電話:075-561-6363
公式サイト:建仁寺



薬師寺

680年、天武天皇が妃の菟野讃良皇后(うののさららひめみこ)(のちの持統天皇)の病気平癒のため発願し、創建された法相宗の大本山。718年に平城遷都に伴い現在の場所に移転。数度の災害と1528年の兵火により、当時の建造物は東塔のみとなった。創建当時の天平建築を再興しようと、1970年代から有縁の人々のお写経勧進によって、金堂、西塔、中門などが再建され現在もまだ復興事業が続いている。各お堂には天平美術の粋を集めた国宝の仏像が多数あり、往時を偲ばせてくれる。

お写経行事
毎月 8日(薬師縁日)・第3日曜日 
写経会と管主法話
そのほか、薬師寺お写経道場では毎日写経を受付。
納経料 般若心経1巻 2000円 納められた写経は永く供養していただける。  
鉛筆、ボールペンなどでも可

<アクセス>
近鉄なんば、近鉄京都から、天理行きまたは橿原神宮前行きで西ノ京駅下車すぐ
住所:奈良県奈良市西ノ京町457
電話:0742-33-6001  
公式サイト:薬師寺




次ページでは禅の最高峰・永平寺での宿泊しての座禅体験や、全国の宿坊などをご紹介します!

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