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英語力測定の新指標! WPMって何?

次にくる、国際ビジネスパーソン必須のスキルは、「速読術」!大量の会議資料などを速度し、即座に大意を把握する英文速読スキルの習得法をご紹介いたします。

「英語速読」って何?

本格的な国際化を迎えて、日本国内にあっても、英語を使って仕事をする機会が増えてきています。これまでは、英語とは無関係と思われていた職種でも、取引先が海外になったり、また会社そのものも、外資系に変わったりと、これまでは、国内のみで英語をイメージすることすらなかった職場でも、英語とのかかわりを持たざるを得ない状況が生まれつつあります。常日頃は、英語と言えば、「英会話」と思いがいきがちな私たちですが、仕事で使う英語スキルとして、今後重要度を増してくる、英語速読術について、特集してみたいと思います。

英語速読のスキルは仕事の基本

英語速読の新指標WPM!
英語速読術の新指標 WPM!
英語で仕事をする、というと、とかく英語を流暢に話すイメージがありますが、実際に英語で仕事をする際に重要なのは、「読み・書き」の力であることは、意外に知られていません。

職場が例えば外資系となった場合には、扱うドキュメントのほとんどは、英語での作成となり、かつ大量の英語文書と付き合うことになります。また、会議ともなれば、大量の英語資料を事前に目を通し、かつ英語で意見が言えるレベルまで、準備しておかなければなりません。

そのためには、すべての英文を逐一日本語に訳す時間は当然のことながら無く、それはきわめて非効率なものとなってしまいがちです。それよりも大切なことは、いかに多量の英文であったとしても、大意を把握し、必要かつ重要なポイントだけを瞬時に抽出する速読力が必要になってくるといえます。

そこで、近年、英会話の基礎力ともなり、かつ仕事で大量の英文を速度をもって読むための英語能力開発が注目されてきています。そのスキルを鍛える一つの方法が、英語のスピード・リーディング(英語速読)という方法です。

今回は、この英語スピード・リーディングという手法に注目し、上智大学教授、吉田研作先生と公文教育研究会が共同開発したことでも有名な、KUMONスピード・リーディング・システム(S.R.S.)を通して、英語速読について考えてみます。

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