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ショーンK氏「ビジネス英語」を語る!(4ページ目)

FMラジオJ-Waveで人気パーソナリティーを永年務め、国際コンサルタントとして、世界を股にかけるショーンK氏が、今回初登場!日本の英語教育と「ビジネス英語」について直撃インタビューしました!

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド

Sean K
日本人のアイデンティティーこそ大切!

ショーンK氏がすすめる英語教育メソッド

ガイド:ロジックや、アイデンティティーの自覚が不足している日本人ですが、具体的にはどういったトレーニングをすれば、よいのでしょうか?

ショーンK:それには、幾つかのメソッドをこれまで提案、実施してきました。一つは、即答のトレーニングです。特にビジネス英語の場合、『1秒で即答できなければ、会話はアウト』。と考えていますから、英語での質問にとにかく、即答するよう、追い詰める方法を使います。私が英語で聞き、それが、即、ロジカルな形で英語で返されない場合には、"No, I can't understand.""I have no time."などと、心理的に圧力をかけていくトレーニングです。最初は全く答えられないのですが、そのうちに、まさにヘッドラインから話をするようになり、さらには、時間を稼ぎ、自分が会話のイニシアティブをとるために、こちらに対して質問するようにまでなるのです。ここからも分かるように、ロジックのフォーマットに従い、英語のロジックの流れで話しをする環境を提供する方法です。

Sean K
『即聴・即答ビジネス英語トレーニング[CD]』
いわば、「筋繊維が切れるまで追い込みをかけるベンチプレス」(笑)のようなメソッドですが、これを実施すれば、3ヶ月後には、靖国問題を論じられるくらいにまで成長してしまいます。

次によく実施するトレーニングは、会話を"GIVE / GET"だけで、行うというトレーニングです。これにより、ロジックの思考回路を創ることができると考えています。さらにこれを、S+V,S+V+C,S+V+O,などの所謂5文型に沿って文を組み立てるように訓練することで、ロジカルで効果的な英語の会話を身に付けるようにしています。

これらのトレーニングを可能にするために、1,000の英単語と300の例文をまず徹底的に覚えてもらうようにしています。

最後に、この3月6日に発売される、 アルクの『イングリッシュ・ジャーナル』のナビゲーションを されることになったお話しをお伺いしました。
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