ビジネス英会話/ビジネス英会話アーカイブ

ショーンK氏「ビジネス英語」を語る!(4ページ目)

FMラジオJ-Waveで人気パーソナリティーを永年務め、国際コンサルタントとして、世界を股にかけるショーンK氏が、今回初登場!日本の英語教育と「ビジネス英語」について直撃インタビューしました!

竹村 和浩

竹村 和浩

ビジネス英会話 ガイド

立教大学英米文学科卒。東京都立高校に6年間英語教諭として勤務後、株式会社公文教育研究会に海外派遣要員として採用。総合企画室・国際部担当等を経て、独立。民間リサーチ会社を経て、TLL言語研究所を設立、現在、株式会社ティエルエル 代表取締役。英検一級。

...続きを読む
Sean K
日本人のアイデンティティーこそ大切!

ショーンK氏がすすめる英語教育メソッド

ガイド:ロジックや、アイデンティティーの自覚が不足している日本人ですが、具体的にはどういったトレーニングをすれば、よいのでしょうか?

ショーンK:それには、幾つかのメソッドをこれまで提案、実施してきました。一つは、即答のトレーニングです。特にビジネス英語の場合、『1秒で即答できなければ、会話はアウト』。と考えていますから、英語での質問にとにかく、即答するよう、追い詰める方法を使います。私が英語で聞き、それが、即、ロジカルな形で英語で返されない場合には、"No, I can't understand.""I have no time."などと、心理的に圧力をかけていくトレーニングです。最初は全く答えられないのですが、そのうちに、まさにヘッドラインから話をするようになり、さらには、時間を稼ぎ、自分が会話のイニシアティブをとるために、こちらに対して質問するようにまでなるのです。ここからも分かるように、ロジックのフォーマットに従い、英語のロジックの流れで話しをする環境を提供する方法です。

Sean K
『即聴・即答ビジネス英語トレーニング[CD]』
いわば、「筋繊維が切れるまで追い込みをかけるベンチプレス」(笑)のようなメソッドですが、これを実施すれば、3ヶ月後には、靖国問題を論じられるくらいにまで成長してしまいます。

次によく実施するトレーニングは、会話を"GIVE / GET"だけで、行うというトレーニングです。これにより、ロジックの思考回路を創ることができると考えています。さらにこれを、S+V,S+V+C,S+V+O,などの所謂5文型に沿って文を組み立てるように訓練することで、ロジカルで効果的な英語の会話を身に付けるようにしています。

これらのトレーニングを可能にするために、1,000の英単語と300の例文をまず徹底的に覚えてもらうようにしています。

最後に、この3月6日に発売される、 アルクの『イングリッシュ・ジャーナル』のナビゲーションを されることになったお話しをお伺いしました。
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます