各社プレゼンの概要
5社によるプレゼンの競合は、まさに白熱した内容となりました。いずれも巧みな展開で自社の特徴と利点を強調していました。詳細な試験の情報については、各社のHPへのリンクに譲るとして、ここでは、各社のスピーキングテストの特徴を主として取り上げることとします。GTEC
benesseコーポレーションの山下仁司氏 |
テスト時間: 約80分
テスト構成:
基本属性・アンケート登録
リスニング パートA~C 計30問程度(約13分)
リーディング パートA~C 計30問程度(約24分)
ライティング パートA~C 計3題 (約26分)
スピーキング パートA~D 計4題 (約12分)
受験場所: 全国のベルリッツ・ランゲージセンター、またはライセンシー締結企業でのコンピュータ受験
受験日時: 随時(いつでも受験可能)
GTEC:Global Test for English
TOEFL-iBT®
TOEFL-iBT:CIEEの高田幸詩朗氏 |
問題数:約17-22題
テスト時間:約190-260分
Reading:60-100分
Listening:60-90分
Speaking:20分
Writing:50分
テスト構成:
リーディング:アカデミックな長文読解問題:3-5題
現行のCBTに類似した問題に加え、新しい出題形式の問題
リスニング:講義形式の問題:4-6題
複数人数による会話の問題:2-3題
CBTに類似した問題に加え、新しい出題形式の問題
スピーキング:身近なトピックに関して口頭で答える問題=Independent Task:2題
読み、聞いた内容に関する質問に口頭で答える問題=Integrated Task(Reading,Listening,Speaking)2題
聞いた内容に関する質問に口頭で答える問題=Integrated Task(Listening Speaking)2題
ライティング:読み、聞いた内容に関する質問に対し作文する問題=Integrated Task(Reading, Listening, Writing)1題20分
TWEやCBTのWriting Sectionに類似した問題で、与えられた身近なトピックに関して作文する問題=Independent Task:1題30分
スピーキング採点方法:TOEIC同様、EST認定の採点者が、ランダムに採点する。
TOEFLテストとは?
3種類のTOEFL
TOEFL-iBT
TOEIC-?BC®
TOEIC:?BCのGary Smith氏 |
問題数:計11問
テスト時間:約20分
テスト構成:
音読問題:2問
写真描写問題:1問
応答問題:3問
応答問題:3問
解決策を提案する問題:1問
意見を述べる問題:1問
スピーキング採点方法:トレーニングを受けたETS認定の採点者がオンライン・スコアリング・ネットワークを使ってランダムに採点する。
TOEIC公式ウェブサイト
TOEICスピーキングテスト・ライティングテスト
T-SST
アルク社・T-SSTの福江友樹氏 |
テスト時間:1人約15分
テスト構成:
ステージ1:Warm-up and Initial Assesment
ステージ2:Single Picture Description and Follow-up Questions
ステージ3:Role Play and Follow-up Questions
ステージ4:Picture Sequence and Follow-up Questions
ステージ5:Wind-down
スピーキング採点方法:サーバーに録音された回答に評価官がアクセスして評価結果を入力する。
アルクの英語スピーキングテスト
Versant (旧Phone Pass)
Ordinate Corporation/Harcourt Assemsment,Inc.の鈴木正紀氏 |
問題数:計61問
テスト時間:約13分
テスト構成:
パートA:音読:8問
パートB:復唱:16問
パートC:質問:24問
パートD:文の構築:10問
パートE:自由回答式質問:3問
スピーキング採点方法:音声認識技術を使った完全自動客観採点。
Versant :Phone Pass(改名)
Versantの電話でのデモンストレーションの模様 |
最後に、フォーラムのフィナーレと交流会の模様、今後の方向性についてまとめてみました。⇒