語学とキャリアUPのための留学! |
社会人留学でビジネス英語を身につける
普段の仕事で英語や海外文化に触れることがある人や、また将来海外との橋渡し的な仕事をしたいと考える人も多いはずです。日常会話や基礎的な英語が出来ても、いざビジネスの場で使うとなるとためらってしまうことも多いのが実際のところです。慣れ親しんだ人との会話であれば、少々くだけた英語でも許されることがあるかもしれませんが、それらはやはり限られた人にだけ通用するものです。英語でのメールの書き方、交渉の仕方、電話での対応法、会話の中でのビジネス的な言い回し、商品や会社の紹介、スムーズな接客マナー、プレゼンテーションスキルなど、それぞれのビジネスの場で必要な英語とスキルを身につけることは大切なことですが、社会人になって留学する人の中には、基礎的な英語力はすでに持っている人が意外に多く、仕事柄ビジネスの場で必要な英語力とビジネススキルを学びたいと考える人も多い。こうした人たちを対象にした英語コースでは入学時にある程度の英語力を求められることがありますが、あくまでも語学留学の一環として考えられています。専門分野を学ぶための大学留学とは異なり、実践的な語学力とビジネススキルを身につけることができるため、習得後は仕事の幅を広げることも出来ます。
「インターネット世代の語学留学」に引き続き、社会人留学の実態と、ビジネス英語のための留学の可能性を、ディスコインターナショナルの奥村さんにお伺いしました!
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社会人として必要な国際性
職場で求められる英語力は、ここ数年確実にレベルが上がってきています。国際化へ対応するため、総合的な英語力を判断する試験として認知されているTOEIC試験のスコアを人事の参考とする企業が増えてきています。TOEICとは、Test of English for International Communication の略で国際的なコミュニケーションのための英語能力テスト。通産省の外郭団体、国際ビジネスコミュニケーション協会が実施するものです。最近の統計によると、社員採用時にTOEICスコアを考慮する企業は50%を超え、将来考慮したいと考える企業を含めると80%にのぼります。業種や職種にもよりますが、期待値として600点前後を設定している企業は多い。しかしながら、800点以上の高得点を取得していながら、実際の場では能力不足を感じる人も多い。社会人として必要な国際性は、高度な英語力ではなく、あくまで実践的なコミュニケーション能力なのです。 TOEICはあくまでも英語でのコミュニケーションを測る試験なので、スコアだけをあげるための勉強にならないよう、実践で応用のきくコミュニケーション能力を身につけることを心がけたいところです。社会人留学の醍醐味
日本とは異なり、海外では性別による扱いの違いや年齢による年功序列といった考えがないことが多い。特にアメリカでは、世界中から数多くの留学生を受け入れていることもあり、そんな中で日本人ならではの国民性に改めて気づくことも多い。日本では当たり前と思われる社会的な秩序やマナー、習慣も現地の人々や他の国からの留学生に受け入れられないこともあります。様々な文化、習慣、考え方がより集まる留学先では、戸惑うことも多く、またそうしたことを経験することでたくましくもなってきます。日本で社会人を続けていたら味わえない経験の連続です。ここに学生の時の留学では味わえない社会人留学の醍醐味があるといえます。社会性、責任感、判断力・・・。これらは全て海外生活では必要とされるもの。学生であればそれを身につけることから始めなくてはいけない人が多いが、社会経験のある人は、これらはすでに身についている場合が多いのです。そのため最初から本腰いれて留学の味を堪能できます。何より、“自分に対する自信と場面ごとでの決断力”がついたという声をよく耳にします。自分のお金、自分の判断でやり遂げた留学。語学の上達や資格の取得以上に大事なものを実感できる。それが社会人になってからの語学留学の現実です。
ビジネス英語を学ぶ語学留学
短期留学の中には、ビジネスの場で使う英語やビジネスマナーといった、社会人向けのビジネス英語コースを提供する学校も数多い。ここでは東海岸の名門校、ペンシルベニア大学が開講するビジネス英語コースの一例をご紹介します。例)ペンシルベニア大学 ビジネス英語コース
1740年にベンジャミン・フランクリンによって創立されたペンシルベニア大学は、東部名門8大学によって構成されるアイビーリーグの1校です。入学難易度が高く、全米そして世界各国から高い資質の学生が集まる同大学には、現在では20,000人以上もの学生が勉学に励んでいます。ビジネス英語コースは、国際ビジネスの場で必要とされるコミュニケーションスキルの習得と国際ビジネスの基礎知識、習慣などを学ぶことを目的としています。主にビジネスの場で使われる英語、ビジネス文書の書き方、ビジネス文化と一般的マナー、リーダーシップ、プレゼンテーション、契約交渉の進め方と戦略、アメリカの伝統的マネジメントの歴史的推移と現在のマネジメントスタイルへの影響、異文化理解などについて学びます。
地元企業への訪問やビジネスレクチャーもあり、実際のアメリカのビジネスの様子を肌で感じることができるのが特徴です。コース期間は4週間、受講に際しTOEIC560点ほどの英語力を要するが、英語力に不安のある方は、一般英語コースを受講して基礎英語力のアップを図ることもできます。 (詳細はApplyESL.comまで)
社会人留学、語学留学に関する、さらに詳しい情報は、下記リンクから!
◆社会人のための大学・大学院
◆短期留学・ホームステイ
◆TOEIC・英語検定
【参考サイト】
ApplyESL.com
DISCO International, Inc.
【その他ガイド記事】
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