英文ビジネスレターの基礎に引き続き、今回は、ビジネスレターの5つのスタイルを解説いたします。
英文レターには用途別にいくつか形式がありますが、押さえのポイントは、2つ。
1.記載項目のポジション(記載場所の左右)
2.句読点の打ち方(Punctuation)
の2点です!
英文ビジネスレターにはそれぞれ、目的と用途があり、それぞれに、合った、合理的なスタイルがあります。
必要に応じ使い分けが出来るようになりましょう!
英文ビジネスレター形式一覧:
*各スタイル名をクリックすると、形式サンプルがご覧いただけます!
1・ | フルブロック | 米国式 | 日付、署名など、すべて左揃え。句読点は本文以外、すべて省略。 |
2・ | ブロック | 米英両国 | 日付、結語、署名の3つをレター中央より右寄りに。その他は、左揃え。頭語の後の(:)コロン(米)と(,)カンマ(英)、と結語の後のカンマ(,)(米英両)以外の句読点は省略。 |
3・ | セミブロック | ビジネス・個人併用 | 基本はブロック式と同じ。5字~10字の字下がりを本文につける。バランスのとれた伝統的なスタイルで、ビジネス・個人両方で使われる。 |
4・ | 簡略スタイル | 非公式のレター | フルブロック式から、「頭語」と「結語」を削除し、代わりに「件名」を大文字で表記。本文以外句読点は一切付けない。効率的だが、正式なレターには不向き。 |
5・ | インデント | 英国・一部企業のみ | レターの手書き時代の形式。本文の各パラグラフに5文字の引き込みをつける。宛先もすべて引き込みをつける。 |
*英文レターのスタイルには、これをさらに変化(Modified)させた、様々なヴァリエーションがあります。
まずは、フルブロックスタイルから順にという方は、こちらからどうぞ!⇒