各言語に、固有の周波数帯があることを、以前の記事でご紹介いたしました。
その際、英語と日本語の周波数がかけ離れているために、日本人にとって英語の学習が困難になっていると説明いたしました。
さて、その周波数ですが、意外や意外、クラシック音楽の中に英語の高い周波数の音とよく似た音がたくさん含まれていることが、分かってきています。
今回は、英語とクラシック音楽の意外な共通点をご紹介いたします!
▼英語の子音は、管楽器の音!
まず、英語の子音の音、これが管楽器の音に良く似ています。
共通点は、どちらも、「息」を使うと言う点です。リード楽器は別として、フルートなどの調音の仕方は英語の子音に極めてよく似ています。
腹式でお腹にためた息を口から吹いて音を出す仕組みは、ほとんどの子音に共通する発声法です。
どちらも「息」と舌や、歯、「息」とマウスピースで作り出される音です。
また、日本語には、そのような作り方をする「音」が余りないため、日本人が最も苦手とする音でもあります。英語の周波数の高さも、この「息」の速度によるものとガイドは、分析しています。
▼英語の母音は、弦楽器の音!
母音の音は、喉のところにある、声帯(Vocal Chord)の振動によって作り出されます。これは、ちょうど、ピアノや、バイオリンのような弦楽器の弦の振動の仕組みとよく似ています。
実際、どちらも、オシロスコープで計測すれば、波のような正弦波を形成します。
その点で、母音の声帯の振動と、弦楽器の弦の振動は、同じ原理の音であると言えます。
▼モーツァルトで癒されながらリスニング力UP!
つまり、クラシック音楽、特に管弦楽・シンフォニーには、管楽器と弦楽器、英語の子音と母音の音とよく似た音が多く含まれているといえます。
ですから、英語学習においても、クラシック音楽、とりわけ、管楽器と弦楽器が混在する、交響曲などを聞くことは、英語の高い周波数に順応する英語の「耳」をつくるのに大いに効果があると言えるようです。
最近、モーツァルトを聞くと英語が聞き易くなるという説を耳にすることがありますが、これは、先の周波数との関係によると言えるでしょう。
勿論、モーツァルトに限らず、穏やかな曲であれば、バッハ、ハイドン、テレマン、等々お好みに合わせてチョイスすると良いと思います。
同じ音楽でも、ビートの強い音楽の場合には、ビートに意識がいくため、余り効果的ではないそうです。
ビジネスや、英語学習に疲れた頭を、ふと、ゆったりとしたクラシック音楽で休めてみてはいかがでしょうか?
モーツァルトのセレナーデに癒されながら、リスニング力もUPするかも知れませんよ!
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