英語の単語の80%は、実は外来語だって知ってました?
それも難しい単語ほど、元を辿れば、ラテン語、ギリシャ語、フランス語起源の言葉で出来ています。語源を使って語彙力強化する方法が、今静かなブーム?なのです!
今、書店の英語コーナーに行くと目に付くのが、「語源でボキャビル」関連の本です。ざっと見渡しても、5~6冊が、常時置かれています。どれも、英語の語源である、ラテン・ギリシャ語のもともとの意味から、語彙を効果的に増強することを謳い文句にしています。
かつて、語源と言えば、森一郎先生の「試験に出る英単語」(懐かしい!)の巻末にあったのをご記憶の方もいらっしゃるでしょう。ここまで手が回らなかった方も多いと思いますが、(私もかつてはその一人でした)英語学習でも一寸高度な印象がありました。この出版ラッシュは、それだけ、英語学習者の裾野が広がってきたことの現われかも知れません。
さて、このラテン語、ギリシャ語、フランス語などの知識が少しでもあるとトテモ便利!まるで、漢字の様に英単語を読むことも出来ます。まずは、英語の「偏とツクリ」を覚えましょう!
Big Wordの仕組み
*Big Wordとは、2音節以上の長い単語のこと。文語体でよく使われ、固い感じがする。契約書や、フォーマルな英文で良く使われる。
PとRとS
英単語は、Prefix (接頭辞)/ Root(語根・語幹) / Suffix(接尾辞)の3つに分解することができます。
Prefix(接頭辞) | Root(語根・語幹) | Suffix(接尾辞) |
---|---|---|
com- | -pan- | ~y |
一緒に | パン | Place⇒場所・名詞 |
Companyは、「同じ釜のメシ」?
上の様に、COM=一緒に・PAN=パン・Y=場所(名詞)つまり、「一緒にパンを食べる場所」=「同じ釜のメシを食う場所」=「会社」「仲間」という意味になるのです!語源の知識と、ちょっとばかりの創造力があれば、たちどころに、意味が分かります。
*PANは、ラテン語のPanis=breadから来ています。
後は、芋づる式に!
すると、もうお分かりですね、一旦、COMが、「一緒に」だと分かれば、COMのつく単語の意味は、およそ検討がつくと言うものです。
ちなみに、Comの-仲間-には、CON/COL/COR/COがあります。「一緒に」覚えておきましょう!
▼ガイドから一言
いかがでしたか?語源でボキャビルの世界。興味がもてましたか?さらに詳しくお知りになりたい方は、下記のサイトや、書籍を手にとって見てください。楽しめる範囲でコツコツ続けていきましょう!
【関連サイト】
[語源で覚える英単語]
英語 を学ぶすべての人へ
[語源辞書]語源TOP53