be up toという英語表現の意味・使い方とは?
be up to の使い方とは?
会話文でよく耳にする表現に
(be) up to
があります。これは大きくわけて2つの意味で使われています。今回はこの2つの意味を例文とともに見ていくことにしましょう。
よく使われる"be up to"の2つの意味
まずは be up to を使うもっともスタンダードな例文を2つ紹介します。- What are you up to?
- It's up to you.
どちらも会話文に欠かせない文章ですが、それぞれ be up to の意味が微妙に異なります。両方の意味を書いてみましょう。
- 「何してるの?」
- 「それは君次第だよ」
1番は、日本語を英語に直訳して"What are you doing?"としても同じように「何してるの?」になりますが、これは本当に相手が何をしているのか知りたい直接的な質問文です。これに対して"What are you up to?"はあいさつ的な意味が込められており、ちょっと声をかけるといった軽い表現になっています。
2番の"be up to"は「~次第だ」という意味で使われています。「それは君次第だよ」「その判断は君に任せるよ」といった表現になります。たとえば、明日の待ち合わせ時間を決めるとき、"It's up to you."と言えば相手の都合に合わせて決めてもらうことになります。
具体的な会話フレーズから2つの"be up to"を使い分ける
上記でご紹介したように、be up to には2つの意味があるため、使い分けが大切です。両方の意味で使い分けた例文を以下で見てみましょう。
女性:What are you up to this weekend?(今週末、何してる?)
男性:I can't tell you.(内緒!)
女性:You can't? You're thinking about something wrong, aren't you?(内緒?悪いことを考えてるんじゃないでしょうね)
男性:No way.(まさか)
女性:He refused to say what he's gonna do this weekend.(彼、週末に何をするのか言わないのよ)
ウェーター:That's too bad.(それはいけませんね)
女性:Tell me what you're gonna do.(何をするのか言いなさいよ)
ウェーター:If you don't, I'll rip you off.(正直に言わないとぼったくりますよ)
男性:Why do you get mad?(なんで君が怒るんだよ)
女性:You don't have to say if you don't want to, but something will happen to you. It's up to you whether you want to tell me.(言いたくなければ言わなくてもいいわ。でも言わなければ何かが起こるわよ。私の質問に答えるかどうかは、あなた次第ね)
男性:All right. I was thinking of buying Anigiri-kun 2 this weekend that I promised to buy you.(わかったよ。週末は君に約束していたおにぎり君2号を内緒で買おうと思っていたんだよ)
いろいろな場面で登場する be up to は英会話の必需品ですので必ず覚えておきましょう。
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