こうなりゃ資格を活かして副業で稼ぐ!
収入アップ&キャリアアップを目指せる副業って? |
一方で、製造業を中心に、従来は禁止していた「副業」を解禁する企業も増加中。真剣に検討中という方も多いかもしれません。
どうせなら「資格」をキーワードに、収入アップはもちろん、今後のキャリアにも役立つ「副業」を目指してみませんか?今回は、そんな「副業」&そこで活かせる資格について考えてみましょう。
ところで、「副業」のメリット・デメリットとは?
本題に行く前に、まずは主に「キャリア」の視点から、「副業」を持つメリットとデメリットを整理しておきましょう。■メリット
・本業ほどではなくても、いくらかの収入を得ることができる
・とりあえず安定した収入はあるので、採算度外視で「本当にやりたいこと」に取り組める
・正社員での採用は難しい職場に入れたり、仕事ができる可能性がある
・将来の転職(独立・開業も含む)に役立つ経験、知識、人脈づくり、情報収集、スキルアップができる
特にこのご時世、会社を辞めて大胆なキャリアチェンジを狙うのは高リスク。資格取得をきっかけに新たな仕事にチャレンジしたいという場合も、今なら「副業」を上手く利用し、本業を続けながら、将来に活きる実務経験を積む方が現実的かもしれません。
■デメリット
・本業での雇用状況に悪影響が出る可能性がある(あとで見たら就業規則にしっかりと「副業禁止」と書いてあり処罰を受けた、とか、同業他社での仕事がばれて本業を続けづらくなった、など)
・本業の勤務態度に影響が出る可能性がある(休日返上や、深夜の勤務で、本業を欠勤、遅刻したり、仕事に身が入らなければ、本末転倒。本業での評価にも響く)
こうしたデメリットを最小限にするためには、まずは「就業規則」をきちんと熟読すること。そして、「副業」にどれくらいの日数、時間をそのために割けるのか、無理の無い範囲で計画を立てる必要があるでしょう。
一方、「副業」が禁止されている職場はもちろん、許可・黙認されている職場でも、堂々と「副業」を前面に出すのは考えもの。当然、本業の勤務時間中に「副業」の仕事をこなすなんてもってのほかです。許可・黙認しているとはいえ、それはあくまでも本業が優先されてこそ。周囲に甘えない心構えが何よりも肝心だと言えます。
また、企業側が社員の「副業」に対してとりわけ危惧するのは、「情報漏洩」。本業の同業他社での就労や、本業の業務とあまりにも接点の多い副業では、「我が社の情報を漏らしているのでは?」と疑われても当然です。もちろん、本業で培った人脈や情報を外部に持ち出すのは職業倫理の観点から見てもお勧めできることではありません。
>>このご時世に見逃せない「副業」の探し方と、持っている資格の活かし方、持っていれば役立つ資格とは?次ページでご紹介します。