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広報のプロ注目「PRプランナー資格」【2】(2ページ目)

いつの時代も人気職種の「広報」。「PRプランナー資格」も取得した現役広報マンが語る広報の仕事の魅力とは?好評インタビュー後編です。

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

ズバリ!「PRプランナー資格」取得のメリットとは?

イメージ画像です
今回インタビューにご協力いただいたNTTレゾナント広報担当課長・田畑好崇さん
ガイド:
実際に広報業務に就いている田畑さんから見た「PRプランナー資格」取得のメリットとは?取得後「こんなふうに役立った」「評価が上がった」というような具体的なエピソードがあれば、ぜひ併せてお聞かせください。

田畑さん:
自分自身にとって一番大きいメリットは、広報PRの仕事の全体像がつかめた、ということではないでしょうか。

広報PRセクションは機密情報を扱う場合もあることなどから、その業務内容が見えにくい面があると感じています。
またコミュニケーションが仕事であるという点で、人と人との関係性が業務成果と結びつきやすく、スキルの視える化や形式知化しにくいと考えられている面もあると思います。
そのような中で「PRプランナー資格」取得は、個人や組織固有のやり方や考え方を、汎用的な幅広い知識と照らし合わせて見直すよい機会になりました。

また、仕事柄広報に携わる方に会う機会が多いのですが、「PRプランナー資格」取得者であることを名刺に入れてみたところ、広報PRに関して意見を求められる機会も増えています。

それから、既に、広報スタッフの採用で「PRプランナー資格」の資格取得を条件にしている企業があると聞いています。
今後、このような企業が増えると日本の企業のコーポレートコミュニケーションのレベル向上につながると思います。

ガイド:認定協会のデータを見ますと、受験生には様々な属性の方がいらっしゃるようですね。
ご自身の業界経験、またお仲間からの情報などから、「こんな人(経歴、仕事内容、目的など)にはPRプランナーはお薦め」という田畑さんなりのご意見を伺えますか?

田畑さん:
「PRプランナー」という資格は、企業や団体の広報・PR部署の方にとっては知識と経験の棚卸しと整理のため、また今後そういった職種を目指している人にとっては体系化されたポータブルなスキルを身につける良い機会になると思います。

また、広報・PR部署の方以外でも、販売促進や利用促進企画などのマーケティングに携わる方、総務やIRといった時にメディア関係者と接する機会を持つ可能性がある方にとっても実務上役に立つといえます。

加えて、今や広告宣伝活動はPRも含め総合的にコミュニケーションを図る流れになってきています。広告代理店や、さらにはマスコミの就職希望をしている学生にとってもいい勉強になるのではないかと思います。


 >>まだまだ新しい資格である「PRプランナー資格」、その評価を決めるのは資格ホルダーの活躍次第。一期生でもある田畑さんの思いとは?次ページをどうぞ。
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