「簿記検定」vs「FASS」 これが結論!

ここまで「簿記検定」と「FASS」を、試験概要、評価区分、効果など、様々な角度から徹底比較してきました。その結果わかった、ガイドなりの結論はこれ!

社外でのアピールには「簿記検定」、
社内でのアピール&経理スキルのブラッシュアップには「FASS」を

見てきたように、一般的な知名度・普及率を考えるなら、就・転職などにおける経理知識やスキルのアピールには、まだまだ「簿記検定」が有利です。

ただし、先方が「FASS」を導入している場合や、「FASS」のスコアを表記し、そのレベルを詳細に説明することで、「FASS」でも十分にアピール材料とできる可能性もあります。

一方、社内でのキャリアアップ・評価アップを目指すなら、「FASS」に注目。元々、企業側に「簿記検定」では測りにくい「実務スキル」を的確に評価したいというニーズが多かったことから誕生した「FASS」、既に導入している企業はもちろん、今後もじわじわと企業内に普及していく可能性は高いと思われます。

また、繰り返しの受験が可能なのは、スコア方式の「FASS」ならでは。経理・財務職に就くビジネスパーソンが、自分の持っているスキルを的確に把握し、ブラッシュアップしていく際に利用するには、「もってこい」と言えるでしょう。

今や、学生までもが「就職活動」対策として「簿記検定」を活用する時代。その人気は、当分揺るぎそうにもありません。

しかし、資格や検定の本来の目的が、「持っている専門知識やスキルを評価すること」にある以上、その試験が、知識やスキルをどれだけ「的確に」測れるか、ということは非常に重要でしょう。

この点に着目し、試験結果と実務スキルとの間の詳細な分析結果を提供してくれる「FASS」の今後の発展にも期待したいと思います。

公式HP:
東京商工会議所:検定試験情報[日商簿記検定試験]
日本CFO協会:経理・財務スキル検定