「初級シスアド」の対策

「初級シスアド」試験の合格率の推移は以下のとおりです。

【平成11年度】受験者数:135,346名、合格者数:49,548名、合格率:36.6%
【平成12年度】受験者数:158,187名、合格者数:53,223名、合格率:33.6%
【平成13年度】受験者数:171,680名、合格者数:63,066名、合格率:36.7%
【平成14年度】受験者数:173,877名、合格者数:55,056名、合格率:31.7%
【平成15年度】受験者数:163,241名、合格者数:46,829名、合格率:28.7%
【平成16年度】受験者数:143,370名、合格者数:39,923名、合格率:27.8%
【平成17年度】受験者数:127,507名、合格者数:35,365名、合格率:27.7%
【平成18年度】受験者数:109,959名、合格者数:31,156名、合格率:28.3%
【平成19年度(春季時点)】受験者数:45,762名、合格者数:14,203名、合格率:31.0%

≪対策≫
見ていただいてわかるとおり、平成11年度当時にはおおよそ35%前後で推移していた合格率が、ここ数年は、30%を割り込む難関ぶり。実は近年、実務で様々なケース対応をしていないと解答しづらい出題が増えたのも、その一因でしょう。
この合格率からすると、独学派はやや苦戦が予測されるものの、公式サイトで発表されている、受験者の業務別合格率を見る限り、「システム企画・計画」や「プロジェクト管理」などを手がけるエンジニアだけでなく、「調査・企画」「総務・人事」「教育・研修」「営業・販売」など、多くのエンドユーザ層でも、平均を20%~数%単位で上回る合格率を記録しており、日常的なIT利用と知識構築によってカバーできる部分が多いと考えられます。
また一般的に、午前問題の半数は過去問がそのまま出題されていると言いますから、過去問題集の午前部分をチェックするだけでも、かなりの効果が期待できます。
ということで、なにはともあれ、まずは過去問&参考書チェックから。

■過去問&参考書
情報処理技術者試験センター:出題範囲・スキル標準・パンフレット・過去問題 など
公式サイトで公開している過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評)。
All About[IT関連の資格]:初級シスアド過去問リンク集
過去問や解答解説を公開しているサイトのリンク集。
初級シスアド試験参考書(売れている順番)
おなじみAmazon.co.jpで、まずは売れ筋をチェック。

■独学派のあなたにお薦め
All About[IT関連の資格]:初級システムアドミニストレータリンク集
なにはともあれ、まずはこちらをチェック。勉強法、講座、過去問、情報掲示板など、初級シスアドに関するあらゆる情報が網羅されています。

■通信講座・スクール活用派
法令に関連する資格試験はどれもそうですが、独学では、どうしても最新の情報を追い切れないことも。また、勉強期間が長期間になればなるほど、モチベーションの維持が難しくなるものです。「やっぱり独学では不安」というあなたは、通信講座やスクールを賢く活用して効率的に学習を進めましょう。

人気資格の良いところは、多くのビジネススクールで教育訓練給付の対象講座となっていること。制度を利用すれば費用をぐっと抑えることができます。速習コースなど短期間で学べる講座を利用すれば、期間短縮にも役立ちます。また一般のビジネススクールに比べると、低め(もしくは無料)の価格設定が嬉しい大学の公開講座でも、初級シスアド講座は人気。その分開講している機関も多いので、ぜひチェックしてみましょう。

教育訓練給付制度[検索システム]
お目当ての「初級シスアド講座」が教育訓練給付の対象か調べることができます。
大学で人気資格を学ぼう!
初級シスアド講座を開講している大学を紹介しています。

また、独学派にもお薦めなのが、スクールなどが実施する「公開模擬試験」です。
「初級シスアド」の場合、特に実地で慣れておく必要があると言われるのが、午後試験。出題数は7問と少ないものの、実は問題文だけで2、3ページという、かなりのボリュームです。だからこそ、できるだけ本番に近い形で問題を解き慣れておくことで、かなりのアドバンテージとなるわけです。1回の模試にかかる費用は、おおよそ4,000円~5,000円前後。
また、本試験と同じ形態で、というわけにはいきませんが、自宅で模擬試験が受けられる以下のようなサービスもあり、こちらは「公開」よりも若干休めの価格設定になっています。

ウイネット:基本情報技術者模擬試験初級システムアドミニストレータ模擬試験


 >>せっかく勉強するのだから、それなりの効果は期待したい。気になる「初級シスアド」の効果を次ページで解説します!