2006年7月の注目ニュース
ニュース: 不動産証券化市場拡大に向けて、国土交通省が注目する資格 |
■概要
近年、急速に拡大傾向にあると言われるのが「不動産証券化市場」。不動産証券化とは「不動産を担保に証券を発行して、不動産を流動化させること」(All About用語集)で、発生する賃料収益などが投資家への配当金として充てられます。報道によると、国土交通省は不動産証券化市場の地方拡大に向けた動きを活発化、その一環として、健全な市場発展のために欠かせない、鑑定評価の専門家「不動産鑑定士」などの証券化スペシャリスト育成に乗り出すとか。その規模、2007年度から5年間で1万人とも。もともと根強い人気を誇る「不動産鑑定士」ですが、国がその育成に乗り出すとなれば、益々注目度アップ!となりそうです。
ニュース: 東京都の観光客誘致作戦に貢献?!首都大学東京に観光学課程登場 |
■概要
首都大学東京が、国公立大学では珍しいと言われる観光学課程「観光・ツーリズムコース」(仮称)を創設することになりました。スタートは2008年度を予定していますが、既に今年度からの社会人向け講座開講が控えているとか。現在、東京都は積極的な観光客誘致に取り組んでおり、そんな「東京都に貢献できる人材の育成」も目的のひとつ。そのため、観光客誘致のための施策提案や、旅行業界向け人材の育成、レンジャー(自然保護員)の育成など、特徴あるカリキュラムが予定されています。旅行業界に興味がある方はもちろん、「東京都に貢献したい」という方にとっても、気になるコースになりそうです。
首都大学東京
※詳細は、今後上記で公開される予定です