【速報】厚労省発!ビジネスパーソンの職業能力に新基準が登場

厚労省発!職業能力に新基準
ビジネスパーソンのスキルを客観的に評価する“新基準”が登場!
現代の就職・転職市場の最重要課題のひとつである「雇用のミスマッチ解消」を図るために、今厚生労働省が作成を進めているのが「職業能力評価基準」。
これは、企業の価値観や人事労務に関する能力要件(求人ニーズ)を明確化し、働く人と企業双方の共通認識とするもので、簡単に言うと「それぞれの業種、職種で必要とされる職業能力の共通の物差し」のこと。
これまでは一言で「○○ができる」と言っても、その基準は企業、ビジネスパーソンごとにバラバラだったため、企業のニーズと応募者側のスキルとにミスマッチが生じていたわけですが、「職業能力評価基準」という共通の物差しを使うことによって、その差を最小限に抑える、という狙いがあります。

この「職業能力評価基準」、既に2004年2月に「事務系職種(人事・経理・営業など)」、6月に「電気機械器具製造業」、そして今月(2004年9月)「ホテル業、印刷業、プラスチック製品製造業」については完成済。今後も、様々な業種、職種について同様の基準が作成される予定です。

ビジネスパーソンのスキルを客観的に評価するために開発された新基準、「職業能力評価基準」。皆さんの職業選択やキャリア形成にとって、どのような役割を果たすのか、いち早く検証してみましょう。

「職業能力評価基準」って何だ?

「職業能力評価基準」の特徴

仕事をこなすために必要な職業能力や知識について、業務担当者に必要とされる能力水準から、組織・部門の責任者に必要とされる能力水準までの4つのレベルを設定し、整理・体系化したもので、下記の特徴があります。

◆「職業能力評価基準」の特徴◆
・業界団体、企業の協力を得、業界内のニーズが高い職種について策定されている
・単に職務遂行に必要とされる「知識や技能・技術」が記述されているだけでなく、求められる「成果につながる行動」を記述している
・柔軟な「能力ユニット/能力細目方式」を採用し、個々人の多様な職務内容に対応している
・職業能力を評価する基準であると同時に、キャリア形成や能力開発の指針としても活用できる

具体的に言うと、評価基準は、「スタッフ」のレベル1から「シニア・スペシャリスト、シニア・マネージャークラス」のレベル4に分類され、それぞれに「能力ユニット(必要な能力の概要)」「職務遂行のための基準となる能力の具体例」「必要な知識」が設定されていま
す。
より詳しくイメージするために「営業・マーケティング職」を例に取って見てみましょう。

「職業能力評価基準」て、いったいどんなもの?次ページで「営業・マーケティング職」の評価基準の一部を例に取り、その概要をご紹介します。>>