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実務韓国語能力試験(B-TOPIK)とは?

9月13日実施の第16回韓国語能力試験から「B-TOPIK」の受検が可能となりました。「日常生活及び韓国企業への就職に必要な……」という説明がありますが、いったいどんな試験なのでしょう。早速見てみましょう!

幡野 泉

執筆者:幡野 泉

韓国語ガイド

学習者
実務韓国語能力試験(B-TOPIK)って何!?
※2011年に「実務韓国語能力試験(B-TOPIK)」は廃止されました。TOPIKは現在、「一般韓国語能力試験(S-TOPIK)」のみ受検可能です。以下は参考記事としてお読み下さい。
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アンニョンハセヨ? 2009年4月19日に実施された第15回韓国語能力試験(TOPIK)の結果発表がTOPIK公式ページ上で始まったばかりですが(こちら(韓国語))、次回、第16回(9月13日実施)の当試験の受験申込が6月15日から開始されました。

TOPIKの日本公式サイトを見ると、「第16回からは実務韓国語能力試験(B-TOPIK)も実施いたします」と書いてあります。これをご覧になって「B-TOPIK」って何だろう? と思われた方も少なくないのでは。そこで、今回はこの「B-TOPIK」についてご紹介し、従来の「一般韓国語能力試験(S-TOPIK)」(参考:「韓国語能力試験(TOPIK)は、こんな試験」)との違いや受験すべきかどうかなどを、読者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います!

【目次】
・「実務韓国語能力試験(B-TOPIK)」とは?
・「一般韓国語能力試験(S-TOPIK)」との違いは?
・「B-TOPIK」で就職を有利に運ぶには

「実務韓国語能力試験(B-TOPIK)」とは?

それでは早速、日本公式サイトに出ている情報からご紹介いたしましょう。

■B-TOPIKとは: Business TOPIKの略(一般のS-TOPIKは、Standard TOPIKの略)。日常生活及び韓国企業への就職に必要な意思疎通能力の測定・評価を目的とします。

■受験資格: 特になし。

■級の選択: 点数制のため級の選択はなく、また合否もなし。

■問題の種類及び配点:
・1時間目(90分)-「語彙・文法」「書くこと」
・2時間目(90分)-「聞くこと」「読むこと」
※各分野、4択問題
※各分野100点の400点満点
※「書くこと」に、筆記・作文問題は、なし。

■2008年下期実施の過去問題: こちら
※表示するためにはAcrobatReaderが必要です。

基本的な情報は以上です。「韓国企業への就職に必要な……」「点数制、合否なし」「筆記、作文なし」と、これだけでも気になることがたくさん。次ページでは「S-TOPIK」と比較しながら「B-TOPIK」についてさらに理解を深めたいと思います!
 
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