金景太さんが語る「韓国人の友達を作る方法」
コリアンタウンに足を運び、韓国人に話しかけてみよう! |
韓国人の友達を作るのが一番ですよね。例えば東京にあるコリアンタウンの新大久保。韓国料理屋さんに行って、店員さんに話しかけてみてはどうでしょう。若い学生風の韓国人だったら日本語を習いに来ていると思うから、相手も喜ぶと思うんです。
いきなり話しかけるのは、なかなか勇気がいると思うので、3~4人で行ったり、あまり混んでいない時間帯に行くなどしてみたらどうでしょうか。例えば、焼き肉屋さんだったら、「어떻게 구워요?(オットッケ クウォヨ/どうやって焼くんですか?)」。もしくは、「바쁘세요?(パップセヨ?/お忙しいですか?)」などと話しかけてみるのも良いかも知れませんね。
新大久保だけでなく、また、韓国料理店に限らず、新宿や渋谷の飲食店でアルバイトしている韓国人留学生はたくさんいます。僕も日本に来たばかりの頃はホームシックがあったし、意外と韓国語で話しかけられると嬉しいものなんですよね。
例えば僕が、初めて会った年上の女性店員さんに「이모(イモ/母の姉妹、叔母→少し年の離れた年上の女性を親しみこめて呼ぶ呼称)」と親しみをこめて言ったりすると、「아이구~(アイグ~/おやまぁ~)」と言いながらサービスしてくれたりします。30代、40代以上の女性が、20代の男性に「젊은 오빠(チョルムンオッパ/若いお兄ちゃん)」といったりすると、効果的。やはり韓国人男性は、どんな相手からでも「오빠(オッパ/お兄ちゃん)」と言われたいんです。韓国人の性格は基本的に目立ちたがりの面がありますので、特に男性(男の子)に韓国語で話しかけると、「もててる?」と勘違い(笑)して好意的に受け入れてくれるでしょう。それに、韓国人って、知り合いになるとたくさんサービスしてくれますよ!
なかなか話しかけにくい、という人もいると思いますが、それが上達のための第一歩ですから勇気を持って欲しいですね。留学は、費用や時間の問題でなかなか難しいと思うんです。だから、それと同じような状況を作るのが大切ですね。
あと、目出度くお友達になれたら月一回でも会って、最初の1時間は韓国語で話す、次の1時間は日本語で話すなど、ランゲージエクスチェンジをするのも良いですね。韓国はネットが発達しているので、韓国人は個人的にエクスチェンジの相手を探すなど、積極的に動いています。
次ページでは、金景太さんに「韓国語を学習する方へのメッセージ」、「今後の抱負」をお伺いします!