韓国にも母の日はある?

韓国にも母の日はある?

韓国にも「母の日」はあるの?何を贈るの?

韓国にも「母の日」はあるの?何を贈るの?

5月というと日本では大型連休を連想する方が多いでしょう。

韓国には5月に大型連休こそありませんが、5日の国民の休日「어린이날(オリニナル/子供の日)」をはじめとし、8日の「어버이날(オボイナル/両親の日)」、15日の「스승의 날(ススンエナル/先生の日)」と記念日が目白押し。

この2つの記念日は国民の休日ではありませんが、韓国人だったら忘れることのないイベントです。この3つの国民の休日と記念日を韓国の人々はどう過ごすのでしょう。ポイントとなる韓国語とともに、みていきましょう。
 

5月5日:어린이날(オリニナル/子供の日)

日本もこの日は「子供の日」ですね。韓国には鯉のぼりを上げる風習はありませんが、過ごし方は万国共通……。そう、子供が喜ぶところに行く!です。郊外の公園に行って思いっきり遊んだり、ピクニックをしたり、動物園、水族館、ロッテワールド(롯데월드)エバーランド(에버렌드)、子供の大公園(어린이대공원)などのテーマパークに行ったりと、行楽地は大変な賑わいをみせます。

ロッテワールドにはロッテホテルが併設されていて、日本人観光客の観光スポットにもなっています。ゴールデンウィークを利用して韓国旅行に行く方が多いと思いますが、5月5日のロッテワールドは大変な混雑ですので、この日に遊びに行くのは避けた方が良いかもしれませんね。

思い切り遊んだら、家族みんなで外食をして、子供たちはぐっすり寝ます。すると子供たちは数日後に早速、両親に恩返しをすることになるのです。
 

5月8日:어버이날(オボイナル/両親の日)

韓国は5月8日が「両親の日」

韓国は5月8日が「両親の日」

記念日の名前をご覧いただくと分かるように、韓国は、日本のように「母の日(5月第2日曜日)」、「父の日(6月第3日曜日)」と分かれていません。しかも、特に日曜日にこだわることなく、5月8日に固定されています。韓国の人々はこの日、両親に何を贈り、どう過ごすのでしょうか。日本と似ているところもあれば、少し違うところもあるようです。

まず贈るものですが、定番の赤いカーネーション。普通の花束として贈る場合もあれば、「꽃 바구니(コッバグニ/花かご)」を使ったアレンジものも多いです。花束であれ、花かごであれ、そのアレンジは私達には想像もつかないほど大きく、派手です。「プレゼントは大きいもの、そしてたくさん!」という考え方の韓国ならではですね。

もちろんお花だけでなく、プラスアルファもあります。話題の健康グッズやサプリメントを贈る、食事をご馳走する、国内旅行をプレゼント、または現金!などなど。親思いの韓国の人々ならではのホットな贈り物が多いです。

そして、添えるカードにはこんな一言を。

「사랑하는 아버지, 어머니께.」
(サランハヌン アボジ、オモニ ケ/愛するお父さん、お母さんへ)
  • 사랑하는(サランハヌン)-愛する
  • 아버지(アボジ)-お父さん
  • 어머니(オモニ)-お母さん
  • 께(ケ)- ~へ
「아버지, 어머니, 사랑해요. 항상 건강하세요.」
(アボジ、オモニ、サランヘヨ。ハンサン コンガンハセヨ/
お父さん、お母さん、愛してます。いつも健康でいてください)
 
  • 사랑해요(サランヘヨ)-愛してます
  • 항상(ハンサン)-いつも
  • 건강하세요(コンガンハセヨ)-健康でいてください

さすが熱きアジアのラテン、韓国。文化や言葉の持つニュアンスが違うので当然ですが、日本では「愛する」「愛している」はちょっと言いにくいですよね。さて、5月の記念日はまだまだ続きます。
 

5月15日:스승의 날(ススンエナル/先生の日)

「両親の日」が終わるとすぐにやってくる「先生の日」

「両親の日」が終わるとすぐにやってくる「先生の日」

스승(ススン)とは「師、師匠」という意味です。そう、学校だったら先生、大学等なら教授を指すわけですね。1964年に「師に感謝し、尊敬の念を表す」ために制定されました。

さて、この「先生の日」は、基本的に5月8日の「両親の日」と同じで、「お花」「贈り物」「手紙」などを、小中高大の児童、生徒、学生たちがクラスメイトと相談し先生に贈ったりする日です。手紙はクラスメイト達と寄せ書きをしたりもします。

しかし、この習慣がエスカレートし、贈る方も贈られる方もストレスを感じるようになったり、金銭が絡むなど社会的な問題になったりもしました。

そこで、最近は5月15日にそのような状況を生み出さないよう、様々な取り組みが各学校でなされているそうです。例えば、「先生、いつもありがとうございます。’先生の日’だからお休みください。」という意味合いで、先生はお休みにし、父母会が授業を担当したり、学校創立記念日の代替え日として休校にしたりすることもあるようです。

一方、「先生の日」が無くなったわけではなく、先生に感謝するという良い側面は残っているので、昔お世話になった先生に連絡を取ったり、訪ねたりする、という人もいました。「先生の日」に恩師を思い出し、連絡をしてみるだなんて、心温まる話ですね。


また、もし韓国人の先生に韓国語を習っている方がいたら、先生にこのようなメッセージを書いて手紙を送ると喜ばれるかもしれません。

「김수미 선생님께」
(キムスミ ソンセンニムケ/金スミ先生へ)
 
  • 김수미(キムスミ)-キム・スミ
  • 선생님(ソンセンニム)-先生
  • 께(ケ)- ~へ

「선생님 수업은 너무너무 즐거워요.」
(ソンセンニム スオブン ノムノム チュルゴウォヨ/先生の授業はとっても楽しいです)
 
  • 수업은(スオブン)-授業は
  • 너무너무(ノムノム)-とっても
  • 즐거워요(チュルゴウォヨ)-楽しいです

「앞으로도 한국에 대해서 많은 것을 가르쳐 주세요.」
(アップロド ハングゲ テヘソ マヌンゴスル カルチョジュセヨ/
これからも韓国について、いろんなことを教えてください)
 
  • 앞으로도(アップロド)-これからも
  • 한국에 대해서(ハングゲテヘソ)-韓国について
  • 많은 것을(マヌンゴスル)-たくさんのことを
  • 가르쳐 주세요(カルチョジュセヨ)-教えてください

韓国人の先生は、「先生の日」の習慣が小さい頃から身に付いている方が多いので、きっととても喜ばれると思いますよ。

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