■「ミニ通訳」の次は「ボランティア通訳」に挑戦!
中国語をある程度喋れるようになると、日本人と中国人の橋渡し役ができる機会も増えてきます。旅行先や街で簡単な通訳をして道案内や値段交渉、コミュニケーションのお手伝いなど…こんな「ミニ通訳」の経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
ある程度の語学力を身につけた人なら「中国語をもっと使いたい」と感じる気持ちも強いことでしょう。偶然を待つのではなく、積極的に中国語を使える機会に飛び込んで行きたい…そんな時には「通訳ボランティア」に参加してみるのもよい方法です。
「通訳ボランティア」とは実際にどんなことをするのか?どんなスキルが求められるのか?まだ経験したことのない人にとっては不安があることでしょう。そこで通訳ボランティアの経験者の方にいろいろお話を聞いてみることにしましょう。
【星火燎原~めざすは中国語通訳者(?)】で中国語に関するコンテンツを公開している鳳瑠雛さんは卒業を控えた大学4年生で、現在、中国語通訳者を目指して勉強している方です。
サイト内でもボランティア通訳経験のエピソードを披露していますが、もう少しつっこんだお話を聞いてみることにしました。
■通訳者デビューのきっかけは…日頃の活動がモノを言う
-まずは、通訳ボランティアに参加されたきっかけを教えていただけますか?
大学の学生課から駅伝大会通訳ボランティア募集の告知があったんです。以前から通訳として活動してみたいと思っていたのでチェックしたのですが、その時の募集は英語だけだったんです。
それで「中国語の募集はないんだ…残念だな」と思ってあきらめたのですが、その後に、学生課の人から「中国語の通訳ボランティアの募集があるけれどやってみる気はある?」と声をかけていただきました。
-通訳ボランティアの募集があったらお願いします!と学生課の人にお願いしておいたのですか?
いいえ、そうではありません。ですから、声をかけてもらえてラッキーでした。
なぜ声をかけてもらえたかというと、おそらく日頃の活動を通じて学生課の人に覚えていてもらえたからだと思います。
普段から留学生交流会などで活動していましたし、うちの大学へ中国の人が視察に来た時も、中国語の質疑応答に積極的に参加していました。
そのような活動をしていた関係で、一般募集をかける前に声をかけてもらえたのだと思います。
▲今回ご協力くださった鳳瑠雛さん。青いスタッフジャンパーはボランティア通訳者のユニフォームです。
INDEX
■必要なスキルは資格よりも姿勢!■
■通訳活動の詳細■
■トップアスリート達の素顔■
■受け取るものが多いボランティア■