日本人も「8」は好き。中国人は「8」が大好き!

数字の8

中国人はなぜ8が好きなのでしょうか

数字に関する好みやイメージは、国や民族、宗教などによっていろんな違いがあります。ある国の人が「この数字は縁起が悪い」と感じても、別の国の人は全然そんなふうに感じない、というのは、よくあることですね。

ここでは「8」についてご紹介しましょう。

日本人にとって8は縁起のよい数字であり、人気のある数字です。
「八」という漢数字の形が持つイメージから「末広がり」と言われて好まれていますね。

この「8」は、中国人も大好きです。むしろ、中国人のほうが日本人よりもずっと「8」が好きで、「8」にこだわっています。
   

ラッキーナンバー「8」のナンバープレート

日本でも、相応のお金を払えば、車のナンバープレートに好みの数字をつけることができるようになりました。日本の場合、「この番号をつけたい!」という希望はある程度バラけています。個人的なラッキーナンバーやゴロあわせ、誕生日などを希望するからです。

ヒトケタの数字やゾロ目を好む人も、もちろんいるでしょう。ですがその場合は特に「8」とか「8のゾロ目」が突出して人気があるということはないと思います(※陸運局やナンバープレート業界に問い合わせておりませんので、あくまでも個人的なイメージです)。

それが、中国では「8」が入っているナンバープレートは格段に人気があり、高額で取引されているのです。
中国で高そうな車を見かけたら、ナンバープレートを見てみてください。きっと「8」が入っていると思います。8のゾロ目をつけている車がいたとしたら、ほぼ間違いなく超高級車です。
 

8を入れたい電話番号!

当然ながら、電話番号も同様です。中国の人は、自分の電話番号に8が入っていたらラッキー♪と喜ぶでしょう。

特に会社やお店の経営者は「8」の入った電話番号を欲しがりますので、やはり高額で取引されます。
XXXX-8888のような電話番号ですと、数十万元というとてつもない高値で取引されていると言われています。
 

8の日に何かやる!

お店を新規オープンするとか、会社を立ち上げるとか、イベントを開催するのも8のつく日が好まれます。8日がだめなら18日。開始時間にもこだわるなら、8時8分、あるいは9時28分(=8時88分)などが人気です。

北京五輪も2008年8月8日午後8時開始でした。2008年に決まったのは偶然ですが、中国人にとっては願ったり叶ったりのことだったでしょう。
 

【8】=【発】だから中国人は8が好き!

8を好むのは言葉で縁起を担ぐ中国の習慣のひとつです。「結婚祝いに黄色を送るのはやめよう」などと同じような発想です。

中国人は「8」に「発」の意味をかけています。

【8】[ba1]と【発】[fa1]は、あまり似ていない!と思われるかもしれませんが、広東語ですと両者の発音がとても似ていることから「8=発」が広まったようです。

※中国語簡体字の【発】は、日本語の漢字とかなり形が違いますのでお気をつけください。

【発】には、発展する/拡大する/大きくなる/金持ちになる/富む…などの意味があります。

事業を拡大したい経営者やお金持ちになりたい普通の人のハートをつかむパワーのある言葉なのです。盛り上げたい、今後の発展を期待したいイベントなどに縁起担ぎで好まれるのも納得ですね。
 

中国人はお金が大好き

中国人の8好みは、中国人がお金が大好きであるということも大いに関係しているでしょう。

中国人だけでなく、きっと日本人もお金は大好きですよね。どこの人であれ、本音を言えばみんなお金は大好きなはずです。

ですが、日本人は「お金が大好き!」という気持ちを、態度に表す習慣がありません。あまり人前でお金の話ばかりすると「はしたない」といわれるかもしれませんし、相手の持ち物の値段を聞いたり、収入について質問したりすることは、一般的には失礼なこととされています。

しかし中国人は、割と気軽にお金について口にします。中国人にとって、お金のことを口にするのは失礼でもはしたないことでもないのです。ですから中国人は親しくなるための話題として「あなたの腕時計はいくらですか?」などと質問してくることがあります。

日本人の感覚ですと「なぜ値段なんか知りたいの?」とビックリしてしまい、何となく落ち着かない気分になってしまいます。ですが、相手の中国人はおそらく「あなたの腕時計は素敵ですね、きっとお高いんでしょう?」という好意的な気持ちで話題にしているのでしょう。

新年のあいさつで【恭喜発財】[gong1xi3fa1cai2]もよく使われます。これは直訳すると「お金が儲かりますように」ですね。

【発財】の【発】が、「8」なのです。
金運アップのラッキーナンバーだから、8が好き。


欲望に忠実で、世界中のどこでもたくましく生きる中国人のバイタリティは、こんなところにも現れているのかもしれませんね。

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